トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県埋蔵文化財センター > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックス一覧 > 遺跡トピックスNo.0300美通遺跡D区
ページID:38597更新日:2017年6月6日
ここから本文です。
都留市の遺跡0026四ノ側遺跡-平安時代住居-0070玉川金山遺跡-奈良時代甕-0080玉川金山遺跡-土坑墓-0090玉川金山遺跡-炉穴-0093玉川金山遺跡-鉄鏃-0099玉川金山遺跡-地下式坑-0118玉川金山遺跡-集石-0182玉川金山遺跡-台石-0082中溝遺跡-耳飾り-0104天正寺遺跡-弥生土器-0128天正寺遺跡-さまざまな弥生土器-0153中谷遺跡-柄鏡形敷石住居跡-0190中谷遺跡-三角とう形土製品-0258中谷遺跡-注口土器と蓋-0263中谷遺跡-集石土坑-0167美通遺跡-敷石住居跡-0174美通遺跡-猿橋溶岩と集石土坑-0201美通遺跡-発掘調査速報-0204美通遺跡-発掘調査速報2-0206美通遺跡-発掘調査速報3-0220美通遺跡-発掘調査速報4-0281美通遺跡-イノシシ形装飾付浅鉢-0289美通遺跡-D区発掘調査速報-0300美通遺跡-D区発掘調査速報2・玦状耳飾り-0175九鬼2.遺跡-埋納された装飾土器-0305九鬼2.遺跡-蔵骨器-0298三ノ側遺跡-皇朝十二銭・発掘調査速報1-0303三ノ側遺跡-須恵器・発掘調査速報2-0320三ノ側遺跡-竪穴住居跡のカマド・発掘調査速報3-0326三ノ側遺跡-掘立柱建物-0349三ノ側遺跡-羽口-0372牛石遺跡-縄文時代のストーンサークル-0400谷村城-歴史と変遷-0413谷村城-発掘調査速報- |
玦状耳飾り(けつじょうみみかざり)美通遺跡D区からは、縄文土器、弥生土器、矢じりやすり石などの石器のほか、「玦状耳飾り」が出土しました。4つに割れた状態でしたが、ほぼ完全な状態につなぎ合わせることができました。 「玦状耳飾り(けつじょうみみかざり)」とは、縄文時代前期の装身具で、古代中国の玉器の「玦」に形が似ていることからこう呼ばれるようになった石製の耳飾りです。 出土した時の様子 つなぎ合わせた状態 このほか、下の写真のような礫(れき)群も見つかりました。写真1は、現在調査中ですが直径25m程度の環状集石だと思われます。石を環状に配置しており、「ストーンサークル」と言う方がなじみがあるかもしれませんね。写真2は、集石土坑です。縄文時代早期・前期によく見られる遺構で穴を掘った後、石を並べたもので、蒸焼きや石焼きなどの調理を行った跡だと言われています。 写真1 写真2 |