トップ > 組織案内 > 林政部 > 林業振興課 > Yamanashiウッド・チェンジ・ネットワーク

ページID:93945更新日:2024年11月19日

ここから本文です。

Yamanashiウッド・チェンジ・ネットワーク

木造建築に関するアンケート

木造建築に関するアンケートを実施しています。

目的:木造建築に対する意識調査​​

対象:山梨県内企業の皆様

回答方法:WEBアンケート(所要時間は5分程度)

特典:木造建築の事例とメリットが分かる冊子「木という選択」をプレゼント(希望者)

アンケート回答先←クリック

是非ご協力ください!

アンケート案内(PDF:641KB)木造に関するアンケートチラシ

 

アンケート特典

山梨県内の身近な企業が、快適な空間やコスト縮減などの事業面でのメリットから、「木という選択」をした事例をご紹介。

冊子「木という選択」(PDF:4,267KB)

冊子「木という選択」身近な自然素材である木を建築材料とすることは、

森林が成長過程で吸収した炭素を建築物に貯蔵すること。

「伐って、使って、植えて、育てる」の循環は、

森林環境の保全、林業・木材産業による地域振興、脱炭素社会の実現など、

木を通じたSDGs達成への取り組みであり、

持続可能な社会にチェンジするための選択肢です。

 

令和5年度木造建築に関するアンケートについて

木造建築及び木質材料の使用に対する意識を調査するため、令和5年11月に県内企業に対しアンケートを実施しました。

アンケート内容(PDF:2,016KB)

調査方法

調査対象者:県内の商工関係団体会員及びやまなしSDGs登録企業(約7100社)

調査期間:令和5年11月1日~11月30日

回答方法:WEB回答方式

回答者数:67社

アンケート結果

結果概要は以下のとおりです。

アンケート結果概要(PDF:1,013KB)

業種

様々な業種の会社から回答がありましたが、建設業や金融業から最も多く回答がありました。

業種

 

 

 

 

 

 

 

 

 

規模

回答した会社の規模は、50人以下が全体の6割を占めました。

規模

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造建築の採用経験

約4割の26社が、過去に建築物を木造化した経験がありました。

木造経験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造採用理由(複数回答可)

採用理由を見ると、「木造の温かみを活かしたかった」や「環境に良いと考えた」が最も多く、木材の質感や環境保全効果を求めて採用した事業者が多くいることが分かりました。

一方で、「鉄骨造と比較して工事費が安い」や「鉄骨造と比較して工期が短い」と回答している事業者も一定数存在しました。

木造採用理由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木造を採用しなかった理由

木造を採用しなかった事業者は、全体の6割を占める41社でした。

採用しなかった理由としては、「設計・施工業者の勧めがなかった」が最も多く、「耐火性に不安」、「耐久性に不安」、「耐用年数が短い」といったデメリットを挙げる回答のほか、「木が使えると思っていなかった」という回答も見られました。

木造不採用理由2

木造の検討意向

今後、新築・改築の予定がある事業者25社の内、19社が木造を検討したいと回答しました。

検討理由としては、木造採用理由の結果と同様、「木造の温かみを活かしたい」や「環境に良いと思う」が最も多く、「企業イメージを向上させる」という理由も挙がっています。

木造検討理由2

 

 

 

Yamanashiウッド・チェンジ・ネットワーク設立の背景

  • 近年、地球温暖化対策、地方創生や働き方改革など社会的な課題に対応した取り組みとして、企業においても、循環資源である森林や木材の利用を促進する機運が高まっています。国では、このような機運の高まりを捉え、民間非住宅建築物等における木材利用の促進に向け、建設事業者、設計事業者や実際にこれら建築物の施主となる企業が一堂に会する懇談会「ウッド・チェンジ・ネットワーク(林野庁HP)」を平成31年2月に設立しています。
  • また、本県においても、多くの人工林が本格的な利用期を迎え、森林資源の循環的な利用の確保が求められている中、平成31年3月「山梨県県産木材利用促進条例」を制定し、県産木材の更なる利用の推進を図っていく必要があります。
  • そこで、民間建築物等への県産木材の利用促進に向け、行政や林業・木材産業関係団体、建築設計・建設業者団体に加え、商工関係団体による、『Yamanashiウッド・チェンジ・ネットワーク』を立ち上げ、県産木材の積極的な利用による、持続可能な社会の実現に向け、県産木材が利用しやすいプラットフォームづくりに取り組むこととしました。

設立総会

  • 1県や林業・木材産業関連に加え、商工など10団体が連携し、木造化の推進による持続可能な社会への移行を目指すため、当ネットワークを立ち上げ。

日時:令和元年10月30日

場所:山梨県恩賜林記念館特別会議室

会長に就任した長崎知事

目的

  • 民間建築物等に県産木材の利用の促進を図るため、産官民が連携することで

木造のイメージをチェンジ

低層非住宅・中高層建築物を木造にチェンジ

持続可能な社会へチェンジ

環境・経済・社会が好循環する持続可能な社会の実現を目指す。

構成等

  • 協議会は、県産木材の利用に取り組もうとする企業、団体、行政組織等によって構成
  • 取り組みを具体的に進めるための運営協議会を設置

活動報告

運営委員会

  • 民間建築物の木造化・木質化の拡大に向け、取り組みを進めるための運営委員会を2回開催し、県産木材を利用する上での課題などについて議論が行われた。
  • また、来年度以降、本格的な取り組みを進めるために、木造施設整備の掘り起こしを目的とする出前講座の開催や、技術セミナーの開催などの木造技術者を養成する専門部会を設置することや、施主からの木造化の相談を受けるよろず相談窓口を設けることを決めた。

    601       602

◆第1回運営委員会(令和元年10月30日)      ◆第2回運営委員会(令和2年1月20日)

シンポジウム

  •  基調講演では、「企業価値を高める木造建築」と題したウッドソリューション・ネットワークによる講演が行われた。
  • パネルディスカッションとして、医療機関に製品を卸している経営者や林業、設計団体関係者などをパネリストに迎え、病院などの医療機関には、人に優しい木材の特性が合っていることや企業の社会的責任として木材利用を積極的に取り入れることのメリット、森林の現状などに関して活発な意見交換が行われ、参加者から「木造に対しての見方が変わった」などの感想があり、木材利用の意義などについて理解を深める機会となった。606

日時:令和元年12月7日

場所:山梨県庁防災新館

対象者:商工、設計、建築、林業・木材産業関係事業者、

行政、関係団体等

参加者数:約100名

   603

技術セミナー等(育成部会)

  • 県産材の利用促進に向けては、木材調達や木質構造などに精通した技術者の育成が急務となっていることから、需要者ニーズに応じた木造設計ができる技術者を育成していく。(令和2年度は課題などを協議する技術者育成検討会を実施)
  • 建築設計、林業・木材関連産業、行政などを対象に木造技術セミナーを開催し、基調講演では、「木材の調達・流通に関して地域材を使うために」と題して、パワーブレイス(株)ウッドデザイナー谷地大輔氏による講演が行われた。

日時:令和2年12月1日333

場所:山梨県庁防災新館

対象者:商工、設計、建築、林業・木材産業関係事業者、

行政、関係団体等

参加者数:約60名+web視聴

      331

  

「ウッド・チェンジやまなし」特別番組の放映について(企画部会)

 

この度、「ウッド・チェンジ」を知るきっかけとしていただけるよう特別番組を制作・放映しました。

 

「ウッド・チェンジやまなし~今こそ木とともに暮らす生活に~」(PDF:311KB)

 

放送終了後の現在は、こちら(PDF:686KB)(一般社団法人山梨県木材協会HP)から見ることができます。

 

「ウッド・チェンジやまなし」木造・木質化相談窓口の開設について

666「やまなしの木を使いたいけど、どこに相談すればよいのか・・・」、そんな悩みにお答えするため、木造・木質化に関する相談窓口を開設することとしましたのでお知らせいたします。

「ウッド・チェンジやまなし」木造・木質化相談窓口の開設について(PDF:1,307KB)

 

 

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県林政部林業振興課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1648   ファクス番号:055(223)1679

同じカテゴリから探す

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop