ページID:101195更新日:2021年9月30日
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県民の貴重な財産である恩賜林は、明治末期に相次いで発生した大水害の復興に役立てるよう、明治44年、明治天皇から御下賜されました。これが県土の約3分の1を占める県有林の基になっており、一般には「恩賜林」の名で呼ばれています。
以来、県土の保全、木材の供給、水源のかん養など様々な役割を担いながら、県政の発展に大きく貢献し、令和3年3月11日に御下賜110周年を迎えました。
これまで恩賜林の果たしてきた役割や歴史を再認識するとともに、多様な公益的機能を有する森林を県民全体で守り育て、次の世代に引き継ぐための契機となるよう、恩賜林御下賜110周年記念事業を実施します。
恩賜林誕生の翌年の明治45年(1912)3月、県は、当時の熊谷喜一郎知事が恩賜林御下賜の御沙汰書を拝受した3月11日を「恩賜林記念日」と定め、毎年、記念式典を開催しています。
令和3年5月15日(土曜日)、富士川町小室地内(124林班は6小班)の県有林において、次の世代に向けた森づくり活動のスタートとなる記念造林を実施しました。
式典は、富士川・はくばく文化ホールで開かれ、林業関係者ら約200人が出席。緑の少年少女隊の代表者が「次の世代のために森を守っていく」と誓いました。
式典後、植樹会場に移動し、 五月晴れのすがすがしい空のもと、約600本のヒノキの苗木を植樹しました。
恩賜林御下賜110周年記念事業の一環として、恩賜林の歴史に関する資料や写真等で振り返る歴史展を開催します。
【会 期】令和3年9月13日(月曜日)~9月27日(月曜日)
博物館休館日を除く9時00分~17時00分
(最終入場16時30分)
【会 場】山梨県立博物館(9月14日~17日、21日休館日)
【主 催】山梨県林政部
お問い合わせ:林政総務課055-223-1642
※新型コロナウイルス感染症等の状況により変更になる場合があります。
恩賜林御下賜110周年記念大会を開催します。
※一般参加者の募集は終了しました。
【日 時】令和3年10月16日(土曜日)
10時10分~11時50分(受付9時30分~)
【場 所】小瀬スポーツ公園体育館
【内 容】御沙汰書奉読、功労者表彰、森づくり宣言、
ジャズ・オーケストラ生演奏 他
【主 催】恩賜林御下賜110周年記念林業まつり実行委員会
【お問合せ先】055-223-1642
日 時:令和3年10月16日(土曜日)
場 所:小瀬スポーツ公園
内 容:展示コーナー:パネル展示、パンフレット等配付
販売コーナー:緑化木、木工品等