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1998年にイスラエルで発見されたマゴイ・ニシキゴイなどコイのみに感染する比較的新しい病気です。 病気にかかったコイは、感染すると行動が緩慢になったり、餌を食べなくなったりします。外見的にはあまり目立った特徴はありませんが、エラが色あせたり、腐ったりします。 現在のところ治療法がなく、死亡率がとても高い病気です。インドネシアや台湾にも被害が拡大したため、国は今年7月14日から水産資源保護法により、コイの稚魚、幼魚の輸入を規制しています。
この病気に感染したコイとの接触、感染したコイと同じ水の中にいた場合に水を介して感染します。
コイ特有の病気ですので、人間には影響ありません。 また、このウイルスは、温度(水温)が30℃以上になると感染しないことが確認されており、体温が36℃ある人間には影響ありません。
県では、病気の発生した地域からのコイ購入及び病気の疑いのあるものについては出荷及び放流を停止するようお願いしています。
万が一感染したコイを食べても、Q3でも言いましたが人間には影響しないので問題はありません。
また、食用・観賞用のコイを扱っている業者の立入り調査や、感染の疑わしいコイの検査をするなどして、病気の蔓延防止に努めていますので、食用のコイについては、これまでと同じように安心して食べて頂くようお願いします。