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更新日:2019年1月29日
豊かな水に恵まれた山梨県には肥沃な大地が広がり、生産量日本一のぶどうや桃、すももなどの果物をはじめ、野菜やキノコ、山菜やワサビなど、さまざまな農産物が生産されています。美味しい水に育まれた農産物の味は格別です。
栽培面積、生産量ともに日本一です。栽培の歴史は古く、山梨県では約1,300年前から作り始めたと言われています。「巨峰」「ピオーネ」「甲斐路」「ロザリオ ビアンコ」など、品種は多岐にわたります。また「甲州」はワインとしても有名な山梨県独自の品種です。食べ頃は8月~10月です。
栽培面積、生産量ともに日本一です。「白鳳」や「浅間白桃」などが代表的な品種で、7月の東京中央卸売市場では、山梨県産のももが約90%を占めます。県オリジナル品種「夢しずく」も生産量が増加しています。食べ頃は7月~8月です。
栽培面積、生産量ともに日本一です。「大石早生」や「太陽」、果肉が赤い「ソルダム」のほか、すももの常識を覆すほど大玉で高糖度の「貴陽」や、県オリジナル品種の「サマーピュート」「サマーエンジェル」が注目されています。食べ頃は7月~8月です。山梨県で開発された「貴陽」という品種は、世界最大のすももとしてギネス世界記録に登録されています。
クレソンが日本に渡来したのは明治時代といわれ、忍野村で水田に作付けされたのが始まりです。その後、山梨を代表する産地である道志村に導入されました。豊富な湧水を利用したクレソンの生産量は全国1位を誇ります。
桂川流域で明治末頃から栽培されていたといわれる水かけ菜は、正月の雑煮用などとして人気です。富士の湧水を混入して流れる桂川は冬場でも水温10~12℃を保っていて、水かけ菜はその桂川の水を引き入れた水田で栽培されています。
山梨県の北西部、南アルプス連峰と八ヶ岳に囲まれた地域で生産される「梨北米」は、山梨県を代表する米です。ミネラル豊富な水と長い日照時間により、旨味のある米が育ちます。