やまなし花き振興計画について
策定の目的
- 本県の花きは、日本一の日照時間や夏期冷涼な高冷地を有するなどの恵まれた気侯条件や、大消費地に近い立地条件を活かし、洋ラン、シクラメンなどの施設鉢花やバラなどの切り花、花壇苗などが生産される産地を形成してきました。
- しかし、花きの消費低迷や生産コストの増大、担い手の高齢化、輸入品の増加などにより、生産額は40億円を維持しているものの栽培面積は減少傾向にあります。
- また、近年では、生産資材等の高騰・高止まりによる農業経営への影響も大きく、本県花きを取り巻く状況は厳しいものとなっています。
- このような中、県では、平成28年3月に、「やまなし花き振興計画」を策定、令和2年3月に改定し、花き産地の強化や県産花きの販売促進、県民への花き文化の普及などに取り組んできました。
- 更に、県では、令和5年度に、農業者の更なる所得向上に向け、重点的に取り組む施策や具体的な数値目標などを明らかにする「やまなし農業基本計画」(令和5年~令和8年)を策定しました。
- 花きにおいても、需要や環境の変化に対応し、花き生産者の更なる所得向上に向け、目指すべき目標や、重点的に取り組む施策等を見直し、花き振興計画を策定することとしました。
計画の位置付けと期間
- 「やまなし花き振興計画」(以下「本計画」という。)は、令和5年度から令和8年度までを計画期間とする「やまなし農業基本計画」の花きの部門計画と位置づけます。
- 本計画は、「花き振興に関する法律」(平成26年法律第102号)に規定する「都道府県花き産業及び花きの文化の振興に関する計画」として位置づけます。
- 本計画の計画期間は、令和5(2023)年度から令和8(2026)年度までの4年間とします。
計画の構成と内容
(第1章)策定の基本的な考え方
- 策定の趣旨
- 計画の位置付けと期間
(第2章)本県花き生産の現状及び花き産業をとりまく環境の変化
- 本県花き生産の現状
- 農家・農業者の現状
- 販売流通の現状
(第3章)本県花きの目指すべき姿
- 目指すべき姿
- 目標
(第4章)アクションプラン
- 花きの安定生産に向けた生産基盤の強化
- 県産花きの需要拡大
- 株式会社大田花きと連携した花きの生産振興
(第5章)地域別重点推進事項
(第6章)主要品目の推進事項
洋ラン、鉢花、県オリジナル花き、切り花、苗物類
やまなし花き振興計画(PDF:1,602KB)
根拠法令等へのリンク
農林水産省「花きの振興に関する法律関連情報」