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ページID:37639更新日:2024年12月17日

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森林由来のJ-クレジットを販売します

  fuji

J-クレジットとは、適切な森林管理によるCO2等の吸収量や省エネルギー設備の導入、再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量を国が認証し「クレジット」として販売できるようにしたものです。

 山梨県有林では、間伐を行うことにより森林が吸収したCO2を、オフセット・クレジット(J-VER)制度によりクレジット化し、これをカーボン・オフセットに取り組んでいる事業者の皆様に販売しています。

 山梨県は、このクレジットの販売により得られた資金を、国内最大面積のFSC®認証を取得している県有林の森林整備に活用しています。(FSC®C012256)

 

FSC

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FSC認証とは 環境保全の点から見て適切で、社会的な利益に適い、経済的に継続可能な、責任ある管理をされた森林や、林産物の責任ある調達に対する国際的な認証制度です。(参考)FSCジャパンHP

 

やまなし県有林活用温暖化対策プロジェクトの概要

 山梨県は、以下のプロジェクトにより、オフセット・クレジット(J-VER)を発行しました。

  • プロジェクト名:「やまなし県有林活用温暖化対策プロジェクト」
  • 内容:山梨県有林の、平成19~21年の3ヶ年で実施した間伐面積約2,900haの人工林において、平成20~22年に吸収・固定したCO2吸収量について、環境省の認証運営委員会において認証を受け、クレジットとして発行。
  • J-VER発行量(平成23年):25,383t-CO2 ※バッファー分除く
  • 詳しくはやまなしの県有林(PDF:2,295KB)パンフレットをご覧下さい

 

クレジット販売内容について

購入対象者

 カーボン・オフセットをしようとする事業者、団体の方等が購入できます。

ただし、次に掲げる者は対象外です。

  • 違法又は不適当な行為により営業停止等の不利益処分を受けている事業者、団体
  • 暴力団または暴力団員の統制下にある者
  • やまなし県有林J-VERの適正な実施ができないと認められる者

販売価格

 販売価格は、山梨県が実施した森林整備に要した経費を基に算出しています。

 令和6年度 11,000円/t-CO2(税込)

 ※1t-CO2単位で販売します。

販売数量

 現在販売しているクレジットは、13,432t-CO2(令和6年12月1日現在)です。

購入方法

1.直接販売

 購入をご希望の方はやまなし県有林J-VER売り払い要領(PDF:85KB)をご確認の上、申込書をご提出ください。

 

 申込書は、こちらからダウンロードできます。

やまなし県有林J-VER購入申込書(ワード:51KB)

誓約書(別紙3)(ワード:32KB)

役員名簿(別紙4)(エクセル:26KB)

2.販売業務委託

 カーボン・オフセットの取組の推進を図ることを目的に、販売を行っていただける企業、団体を以下の期間で募集します。

 

 申請書は、こちらからダウンロードできます。

やまなし県有林J-VER販売業務受託申請書(ワード:20KB)

役員名簿(別紙2)(エクセル:26KB)

(参考)やまなし県有林J-VER販売業務委託契約書(PDF:134KB)

3.紹介業務委託

 購入希望者の募集を行っていただける企業、団体を以下の期間で募集します。

 

 申請書は、こちらからダウンロードできます。

やまなし県有林J-VER紹介業務受託者申請書(ワード:22KB)

(参考)やまなし県有林J-VER紹介業務委託契約書(PDF:380KB)

申込方法(1.~3.)

郵送または持参により申込をしてください。

申込前に、以下の担当宛てにメールもしくは電話にて御連絡ください。

 

山梨県林政部 県有林課 県有林計画担当

TEL:055-223-1623 / FAX:055-223-1636

E-mail:kenyurin@pref.yamanashi.lg.jp
 

販売実績

 令和3年度(PDF:229KB)

 令和4年度(PDF:237KB)

 令和5年度(PDF:236KB)

 令和6年度(前期)(PDF:226KB)

 

J-クレジット制度及びオフセット・クレジット(J-VER)制度とは

 オフセット・クレジット(J-VER)制度とは、国内で実施される温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトにより実現された排出削減・吸収量をカーボン・オフセットに用いるクレジットとして環境省が認証する制度で、平成20年11月に創設されました。

 J-VERとは、この制度により認証され、市場に流通できる形で環境省が管理する口座に発行されるクレジット(排出削減・吸収量)のことで、単位は1トン(t-CO2)です。

 平成23年度からは、J-VER制度及び国内クレジット制度が発展的に統合したJ-クレジット制度が開始されています。山梨県のJ-VERもJ-クレジット制度に移行・販売しています。

(参考)J-クレジット制度及びカーボン・オフセットについて(環境省HP)

 

カーボン・オフセットとは

 カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動で避けることのできない温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を、他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。

(参考)カーボン・オフセットとは?(環境省ホームページ)

 

【カーボン・オフセットの例】

  • 商品使用オフセット … ペットボトル飲料の製造過程のCO2排出量をクレジット購入で埋め合わせてカーボン・オフセット商品として販売する。
  • イベント開催オフセット … 国際会議の開催に伴って発生するCO2排出量をクレジット購入で埋め合わせる。
  • 自己活動オフセット … 自社の通勤時に利用する交通手段により発生するCO2排出量をクレジット購入で埋め合わせる。
  • 自己活動オフセット支援 … 農産物に、1人が1日に消費する約5kg分のクレジットを付与して販売し、消費者の日常生活のカーボン・オフセットを支援する。

 

やまなし県有林 J-VER の使用方法について

カーボン・オフセットに使用

 「やまなし県有林 J-VER」を、自己活動オフセット、イベントオフセット等に御活用いただくことで、CO2をオフセットするとともに、地域の森林整備に貢献していることをアピールしていただけます。

 例えば、以下のように御活用いただけます。

  • 自社の企業活動のCO2排出量を「やまなし県有林 J-VER」でオフセット
  • 商品の製造過程のCO2排出量を「やまなし県有林 J-VER」でオフセット
  • イベントの開催に伴うCO2排出量を「やまなし県有林 J-VER」でオフセット
  • 購入者がクレジットを通して森林整備を応援できる商品を販売

法令における温室効果ガス排出量の埋め合わせとして使用

国が定める「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」での使用

  • 国が定める「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」における温室効果ガス排出量の算定・報告・公表制度において、平成22年4月よりJ-VERが使用可能となりました。

【該当箇所】算定報告マニュアル→第2.編・温室効果ガス排出量の算定方法→4.調整後温室効果ガス排出量算定方法4.(イ)(2.-207,208ページ)

山梨県が定める「山梨県地球温暖化対策条例」での使用

  • 山梨県が定める「山梨県地球温暖化対策条例」における、特定事業者等が作成する温室効果ガス排出抑制計画において、平成23年4月よりJ-VERが使用可能となりました。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県林政部県有林課 担当:県有林計画担当
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1623   ファクス番号:055(223)1636

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