トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_第5回 甲府城発掘展の開催報告
ページID:4489更新日:2016年2月5日
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【写真1展示風景ハンズオンコーナー】 県指定史跡甲府城跡・稲荷櫓において4月4日~4月13日にかけてにおいて特別展示会が開催されました。第5回目となった今年は、文様や刻印のついた瓦や金箔のついた瓦、朝鮮半島から伝わった滴水(てきすい)瓦など甲府城内から出土したさまざまな瓦約100点の出土品を中心とした展示をしました。パネルでは瓦の種類の説明や、甲府城内での瓦の出土分布、滴水瓦の全国での出土分布など、研究の成果も展示いたしました。また瓦以外に石垣の石を割る道具なども、使用方法をパネルに分かりやすく説明したものとともに展示しました。開催期間中には3900人を超える来場者があり、大盛況のうちに終了しました。
展示の中では、それらの出土瓦に自由に触れていただける、ハンズオンコーナーも開設しました(写真1)。普段出土品に触れる機会が少ないこともあり、多くの方に興味を持っていただきました。また、今回の展示に向けて鯱瓦や甲府城主のイラストの入ったスタンプを用意しました(写真2・3)。こちらも小さなお子さんから大人の方まで、非常に多くの方に楽しんでいただきました。 【写真2スタンプを押す親子】 【写真3スタンプ各種】 講演会(甲州寺子屋)甲府城発掘展に合わせて講演会を開きました。今回は恵林寺宝物館館長の田代孝氏による記念講演を「最盛期の甲府城のすがた」と題して、4月5日(土曜日)に恩賜林記念館2階大講堂において開催いたしました。山梨県内の中世の城からはじまり、柳沢期の城の姿、明治以降の変遷も含め、わかりやすくお話いただき、当日は100名ほどの方々にお越しいただきました(写真4)。 【写真4講演会の様子】 展示会のチラシチラシPDF版 リンク
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