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ページID:71938更新日:2017年6月16日
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索引
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
縄文時代の打製石器の一種で、使用された痕の観察から動物質の皮・肉・角・骨や植物質の木などを加工するために用いられた万能ナイフと考えられています。 薄い石材の端を、基本的には両辺をえぐるように打ち欠いて、つまみ状の突起を作り出した形態が特徴になります。 つまみから身が縦に長く伸びる縦型(文字通りスプーンの先端のような形)と、横に広がる横型(斧の刃部分のような形)とに大別できますが、必ずしもそのままで完成とならず、各種の削器となる例も多いです。
天神遺跡(北杜市大泉町)から出土した石匙
関連遺跡トピックス→No.0050、0162、0399、0442
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