ページID:67364更新日:2024年2月22日
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山梨県は、明治時代から続く老舗や平成に新設された醸造所など、約90のワイナリーが集まる日本を代表するワイン産地です。
2013年(平成25年)には、日本のワイン産地として初めて、国税庁長官から地理的表示「山梨」(申請者:山梨県ワイン酒造組合)の告示を受けました。これは、山梨県内のワイン事業者が特別な品質特性や社会的評価を持つワインを生産しており、その品質特性や社会的評価は明らかに「山梨」という生産地に拠っているものであることから、日本国においてその産地名称を保護するに値すると認められたことを示しています。
このことを受け、山梨県及び山梨県ワイン酒造協同組合では、地理的表示「山梨」の認定を受けた県産ワインのブランド化・販路拡大につなげていくための取組として、試飲商談会「山梨ワイナリーズフェア」を以下のとおり、開催しています。
試飲商談会には、県内19ワイナリーが参加し、酒販店・飲食店・ジャーナリストをはじめとしたワイン業界関係者を対象に、地理的表示「山梨」ワインのPRを行うとともに、販路拡大を図りました。また、同時に地理的表示「山梨」の認知度向上のため、地理的表示の意義等をテーマにパネルディスカッションを実施しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、開催中止。代替イベントとして、酒販店・料飲店向けのzoomワイナリーツアーや一般消費者向けのバーチャルワインテイスティングを開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、開催中止。
高品質な酒の産地としての本県の認知度向上を図るため、首都圏の富裕層をターゲットとしたプロモーション活動として、東京会場にて18ワイナリーが参加した試飲商談会の他、トップソムリエ5名による県産食材とのペアリングセミナー、県産食材のフィンガーフードの提供を実施しました。また、大阪会場においては関西の酒販店、料飲店、ジャーナリスト等業界関係者を対象に試飲商談会を実施し、20ワイナリーが参加しました。
令和4年度同様、高品質な酒の産地としての本県の認知度向上を図るため、首都圏の富裕層をターゲットとしたプロモーション活動として、東京及び大阪にて16ワイナリーが参加した試飲商談会を実施しました。商談会には両会場で、およそ450名の酒販店、料飲店、ジャーナリスト等業界関係者にご来場いただき、本県を代表する甲州をはじめとした80以上の銘柄を試飲していただきました。
また、トップソムリエよる県産食材とのペアリングセミナーも併せて開催。両会場130名を超える参加者に、山梨ワインと、富士の介や甲州地鶏をはじめとした県産食材のペアリングを解説付きで楽しんでいただきました。各ワインの色調や香りなどの特徴を解説していただいた後に実際にペアリングを試してみると、確かに解説通りの相乗効果が感じられ、山梨ワインのポテンシャルの高さを改めて感じることができました。
山梨ワイナリーズフェアの様子