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更新日:2017年3月13日

祭事・信仰

周囲を大変高い山々に囲まれている山梨県は、水害に悩まされてきた歴史があり、各地で水にまつわる祭事や信仰が伝え継がれてきています。

御幸祭

西八代郡市川三郷町

慶長14年の徳川幕府による社殿造営を記念して始められた祭りです。約800年前から続き、別名「神輿の川渡り」と呼ばれています。神輿を担いだまま芦川を渡る様子は迫力満点です。

三社神社

甲斐市竜王

825年に甲府盆地を中心に大水害が発生したことから、甲斐国の一宮浅間神社(笛吹市)、二宮美和神社(笛吹市)、三宮玉諸神社(甲府市)から各祭神が渡御し、この地で水防祈願を行うために置かれた神社と伝えられています。毎年4月15日には三社の御霊が竜王の地に集まり、信玄堤を練り歩き、三社神社で神事が執り行われる「おみゆきさん」が行われています。

九頭竜神祠九頭竜神

南アルプス市

信玄堤の対岸にある上高砂区で、神明川に沿って祀られています。九頭竜神は水神で、江戸時代の終わり頃、東海地方を流れる天竜川や大井川から伝わったといわれています。