更新日:2023年3月29日
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山梨県は、令和3年12月17日に浜松市とエネルギーや産業分野で連携する共同宣言を締結しました。
宣言により、中部横断自動車道の山梨―静岡間の全線開通を機に、相互の地域活性化を目指して、水素・燃料電池の推進や音楽とワインなど地域資源を生かした魅力発信などで連携しています。
その一環で、3月27日に浜松市の鈴木市長が来県され、甲州市勝沼町にある岩崎醸造を視察し、醸造現場を見学しました。ワイナリーからはワイン造りのコンセプトや設備、歴史などを、県からは本県のワイン産業の現状と県の取り組みについて説明しました。
岩崎醸造は、日本を代表するブドウ「甲州」の発祥の地、勝沼町「岩崎」に位置する昭和16年設立の老舗ワイナリー。旧・祝村(現在の岩崎地区周辺)のブドウ農家130名が集まった共同醸造組合としてスタートし、現在に至るまで、代々続く農家たちが丹精込めて作った良質なブドウを原料にしています。
目玉は、戦前に造られたという容量5,400ℓの大きな木製のワイン樽。現在も現役で使用しているそうです。
見学後は5種類のワインを試飲され、味わいの違いを楽しんでいただきました。
鈴木市長は、木製の大樽の歴史や、多様なワインがあり味わいにバリエーションがあることに興味を示されていました。
今後も、浜松市での関係を深め、イベントに出展するなど、山梨ワインの国内での認知度向上を目指していきます。
※相互交流の関係で、昨年10月には浜松市で開催されたJAZZ Festivalにも参加しました。
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