ページID:5168更新日:2017年4月4日
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平成17年度は、県、市町村、消防・警察等防災関係機関の参加で、静岡大学の小山真人教授による火山災害の特性、富士山の火山防災対策、火山との共生方策に関する基礎講義及び富士山火山防災対策に係るイメージ訓練(富士山の火山異常発生時における対応)を実施しました。
2006年2月1日の午前11時。天候は小雨。富士山に噴火の徴候は今日まで見られないとされてきました。ハザードマップは準備されていますが、それにもとづいた防災計画等の策定には至っていません。
これから起きる状況をよく把握し、ときおり出される質問に対する回答を知識や経験にもとづいて考えまとめてください。
富士山では、本日9時以降、身体に感じる地震が多数発生し始めています。震源は、東山腹直下で深さ数km程度です。11時までに20回発生しています。傾斜計やGPS観測では、地殻変動は観測されていません。富士山では、地震活動が活発化しており、地下数kmでマグマ活動が活発化していると考えられます。今後の火山活動に注意してください。
今できること、すべきこと、さらには考えておかなければならないことは何でしょうか?できるだけ多くあげてください。
上記の中で重要と思うことを3つ選んでください。
火山災害をイメージして、それへの「備え」をして下さい。
防災情報全般については、「やまなし防災ポータル」をご参照下さい。