平成16年度災害対策山静神連絡会議合同訓練
平成16年度は、山梨県が事務局となり、静岡大学の小山真人教授に講師を依頼して、富士山火山防災の基礎知識の習得を目的にした火山防災ゲーム「富士たいへん30」、防災講演を平成17年2月に行いました。
やってみよう!
火山防災トレーニング「富士たいへん30」(「富士火山防災の基礎知識編」から抜粋)
火山としての富士山に関する基礎知識を説明した次の文章を読み,正しいことに○,誤っていることに×をつけてください。
- 1)ここ2000年間くらい,富士山の噴火はおもに山頂で起きている
- 2)富士山の噴火は,小規模なものが圧倒的に多い
- 3)富士山で火砕流が発生したことはほとんどない
- 4)西湖と精進湖は,平安時代の富士山噴火でできた
- 5)富士山の北東麓にある忍野盆地は,かつて湖だった
- 6)甲府盆地は,1万年ほど前の富士山噴火でできた
- 7)甲府市付近が,富士山噴火で全滅したことがある
- 8)溶岩流や火砕流が湖に流れ込むと,湖岸で爆発を起こすことがある
- 9)大きな噴火の際には,火山弾が富士吉田市街まで飛んでくる
- 10)噴火発生から30分以内に,富士吉田市街に泥流が達することがある
- 11)溶岩流の速度は,一般に人間の足より遅い
- 12)火砕流の速度は,一般に自動車よりも速い
- 13)富士山が,今後ずっと噴火しない場合もありえる
- 14)富士山噴火には,いつも前兆がある
- 15)富士山噴火に先立って,必ず気象庁から火山情報が出されることになっている
- 16)「○日の○時○分に噴火発生が予知された」という噂は,信頼できる場合もある
- 17)気象の異変や動物の異常行動は,富士山噴火の前兆として信頼できる
- 18)ハザードマップをもとにして火山山麓の都市計画が立てられている地域が日本にある
- 19)火山観光の案内板が立てられている観光スポットが日本にある
- 20)火砕流や溶岩流が人間社会に大きな恵みをもたらしたことがある
正解
1)× 2)○ 3)× 4)○ 5)○ 6)× 7)× 8)○ 9)× 10)○ 11)○ 12)○ 13)× 14)× 15)× 16)× 17)× 18)× 19)○ 20)○