トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > 風土記の丘研修センター > ものづくり教室「チャレンジ博物館」 > チャレンジ博物館第6回「江戸時代の藍染めにチャレンジ」
ページID:116251更新日:2024年8月18日
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県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。
今年度第6回のものづくり教室は、江戸時代の藍染めにチャレンジします。
藍染めエコバッグの制作例
藍染めは日本では主に蓼藍(たであい)という植物を染料とする染め物で、その技法は7世紀頃に中国大陸から蓼藍の栽培方法とともに伝来しました。藍色は平安時代までは宮廷や貴族など身分の高い人々が身に着ける高貴な色でしたが、鎌倉時代には藍染めの一種・褐色(かっしょく、かちいろ)が「勝ち」と結びつけられ、縁起の良い色として武士に愛好されました。
褐色とは黒色に見えるほど濃く染められた最も濃い藍染めです。藍は繰り返し染めるほど色が濃くなり、色の濃さによって呼び方も変わっていきます。
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藍から抽出した染料(染液)
染料に布を浸して色を染めます。藍は繰り返し染めることで色の濃淡が変化していきます。
藍染めはどのような布地にもよく染まり、江戸時代には同時期に普及してきた木綿布と相性が良かったことから、庶民向けの衣類や雑貨にも広く普及していきました。街中を彩った藍染の青は「ジャパンブルー」と称され、日本を象徴する色として現在も親しまれています。
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今回のものづくり教室では、江戸時代の山梨の様子や藍染めの歴史について学習するとともに、「絞り染め」の技法による藍染めを体験していただきます。
皆さまのご参加をお待ちしております。
絞り染めは、染め物の模様付けに使われる技法のひとつです。染める布の一部を縛ったり折ったり縫い止めたりして、染料が染み込まない部分を作ることで布に模様を表現します。今回のものづくり教室では、輪ゴムやビー玉、割りばしなどの道具を使って絞り染めの技法を体験していただきます。染め上がりがどのような模様になるか想像しながら、絞り染めにチャレンジしてみましょう。
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令和6年9月15日(日曜日)
午前の部:9時30分~12時
午後の部:1時30分~4時
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での移動は可能です)
小・中学生の子どもとその保護者
小学5年生以下の方は保護者の同伴が必要です。
小学6年生以上の方は本人のみでもご参加いただけます。
午前の部・午後の部ともに、小・中学生の子ども8名(合計16名)
エプロン、手を拭くタオル、防水性のビニル手袋、ハンカチやTシャツなど染めたい物(一人一点まで)
活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルス等の感染症対策としてマスクを着用の上、ご参加くださいますようお願いいたします。
無料
参加には事前にお申し込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。
令和6年8月15日(木曜日)~29日(木曜日)の間、お申し込みを承ります。
お申し込みの際に参加ご希望の時間帯(午前の部または午後の部)をお伝えください。
お申し込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は9月4日(水曜日)までに当選者へのご連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申し込みが定員に満たなかった場合、先着順にて追加募集いたします)
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日
ものづくり教室の詳細は考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。