トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > 風土記の丘研修センター > ものづくり教室「チャレンジ博物館」 > チャレンジ博物館第4回「縄文と弥生の土笛づくりにチャレンジ」
ページID:115473更新日:2024年6月19日
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県立考古博物館では月に1回程度、小中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。
今年度第4回のものづくり教室は、夏季企画展「呪い(まじない)の世界」の関連イベントとして、縄文と弥生の土笛づくりにチャレンジします。
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土笛の歴史は古く、日本では縄文時代から作られていました。縄文時代の土笛は息を吹き込む吹き孔(ふきあな)のみをもつ単純な構造で音色も単調なものが主でしたが、やがて指で押さえて音階を調整する指孔(ゆびあな)がつけられるようになります。
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板状の土偶に孔があけられています。 |
山梨県内では主に縄文時代の遺跡から土鈴や土笛などの「音の鳴る」土製品が出土しています。特に甲州市の大木戸遺跡や甲府市の上の平遺跡では板状の土偶が、山梨市の上コブケ遺跡ではイノシシ形の土製品が出土していますが、これらには孔があいており、息を吹き込むと音が鳴ることから音具としての機能を持っていたと考えられます。
土笛づくりの様子
今回のものづくり教室では、土笛が作られた時代や、土笛の使われ方などについて学習するとともに、天然の粘土を材料とした2種類の土笛づくりを体験していただきます。縄文時代と弥生時代では土笛の作り方や形、使い方や音色が異なります。それぞれの時代の違いを比べてみましょう。
なお、土笛は十分に乾燥させた後、焼成して完成となります。当日はお持ち帰りいただけませんので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。完成品のお渡しについては、ものづくり教室の当日にご案内いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
令和6年7月21日(日曜日)
午前の部:9時30分~12時
午後の部:1時30分~4時
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
午前の部・午後の部ともに、小・中学生の子どもとその保護者・8組(合計16組)
エプロン、汚れをぬぐうタオル、筆記用具
活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルス・インフルエンザ等の感染症対策として、マスクの着用をお願いする場合がございます。ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
無料
参加には事前にお申し込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。
令和6年6月21日(金曜日)~7月5日(金曜日)の間、お申し込みを承ります。
お申し込みの際に参加ご希望の時間帯(午前の部または午後の部)をお伝えください。
お申し込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は7月11日(木曜日)までに当選者へのご連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申し込みが定員に満たなかった場合、先着順にて追加募集いたします)
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日(7月15日は開館)、7月16日(火曜日)
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。