トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > ものづくり教室・少人数向け体験 > ものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」 > 原始古代の技に学ぶ第5回「青銅器作り~ミニミニ銅鐸~」
ページID:115658更新日:2024年7月24日
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参加お申し込みが定員に達しましたので、キャンセル待ちにて参加者を募集中です。(令和6年7月24日)
県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しております。
今年度第5回のものづくり教室は、夏季企画展「呪い(まじない)の世界」の関連イベントとして、青銅器作り~ミニミニ銅鐸~を開催いたします。
ミニミニ銅鐸の制作例
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青銅器とその製造技術は弥生時代の初期に大陸より日本へ伝来したとされ、その後の技術の発達とともに様々な青銅器が盛んに製造されました。
銅鐸(どうたく)は弥生時代に作られた青銅器です。その正確な使い方はわかっていませんが、出土品に残された痕跡や出土状況から、現代の釣鐘のように釣り下げて打ち鳴らしていたと考えられています。また、時代とともに大型化が進み、装飾や文様が発達していくことから、祀るための祭器に用途が変化していったとも考えられています。
今回のものづくり教室では、青銅器の歴史や作成技術について学習するとともに、小型銅鐸作りを体験していただきます。(体験は鋳型(砂型)の組み立てと鋳込み後の研磨の工程が中心となります。砂型作り・鋳込み・初期研磨の工程は職員による作業をご見学いただきます。あらかじめご了承ください)
この機会にぜひ、当館ならではの青銅器作りを体験してみませんか?皆様のご参加をお待ちしております。
当館の青銅器作りでは、鋳型作りから成形・研磨まで一連の工程を見学・体験していただきます。
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はじめに溶けた金属を流し込む型(砂型)を作成します。作品の原型に鋳物砂(ガス硬化砂)を押し詰めて型を写し取り、炭酸ガスで硬化させて砂型を作成します。砂型はいくつかの部品に分けて作成し、組み立てて鋳型とします。
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高温をおこした炉の中で銅と錫の合金・青銅を作り、青銅を砂型に流し込みます。鋳込みの工程では溶けた青銅を取り扱うため危険を伴いますが、炉から出した青銅は急速に冷え固まるため、安全に配慮しながらも素早く正確な作業が要求されます。
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鋳込み終わった砂型が十分に冷めたら砂型から青銅器を取り出します。この時点では青銅器の表面に煤や砂型の残滓が付着がいるため、丁寧に取り除きます。また、出っ張った余計な部分(バリ)もあるので、削り落として形を整えていきます。最後にヤスリや研磨剤で表面を磨き上げ、青銅器が完成します。
令和6年8月24日(土曜日)
午前9時30分~午後3時(お昼休みを含みます)
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での移動は可能です)
16歳以上の方・8名
6,000円
教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。
参加お申し込みが定員に達しましたので、キャンセル待ちにて参加者を募集中です。(令和6年7月24日)
参加には事前にお申し込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。
令和6年7月24日(水曜日)よりお申し込みを承ります。お申し込みが定員に達し次第、募集を締め切ります。
お申し込み後、キャンセル・ご欠席される場合は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日(8月12日は開館)
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。