トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > ものづくり教室・少人数向け体験 > ものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」 > 原始古代の技に学ぶ第8回「小形彩文土器づくり」
ページID:117157更新日:2024年11月20日
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県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催いたします。
今年度第8回のものづくり教室は、小形彩文土器づくりを開催いたします。
小形彩文土器の制作例
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山梨県は縄文王国と呼ばれるほど縄文時代の遺跡が数多く存在し、これらの遺跡からは個性豊かな造形や美しい装飾・文様が施された縄文土器が出土しています。その中に時折、彩色の痕跡が残る土器が発見されています。
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山梨県内では北杜市の甲ッ原(かぶつっぱら)遺跡や天神遺跡などから彩文・彩色土器が出土しています。
甲ッ原遺跡出土品は破片ですが、器形から有孔浅鉢形土器の口肩部分とみられています。土器の地に赤漆を塗り、黒漆を用いて表面に文様が描かれており、顔料の赤漆はベンガラ(酸化鉄から製造する赤色顔料)を、黒漆は油煙(ゆえん─油を不完全燃焼させて製造する黒色顔料)などを混ぜたと考えられています。
彩文土器作りの様子
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今回のものづくり教室では、縄文時代の土器や彩色について学習するとともに、酒呑場遺跡出土品と甲ッ原遺跡出土品をモデルに、彩文土器作りを体験していただきます。
なお、土器の着彩には工芸用漆を使用します。化学物質過敏症の方はご注意くださいますようお願いいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。
各開催日とも活動しやすく汚れてもよい服装(エプロン等を着用)でご参加ください。また、新型コロナウイルス・インフルエンザ等の感染症予防のため、マスクの着用を推奨いたします。
開催日時:令和6年11月16日(土曜日)午前9時30分~午後4時(お昼休みを含みます)
持ち物:筆記用具、汚れてもよいタオル、定規(15cm程度のもの)、昼食(必要に応じてご用意ください)
開催日時:令和6年11月17日(日曜日)午前10時~12時
持ち物:汚れてもよいタオル、爪ブラシまたは歯ブラシ
開催日時:令和6年12月7日(土曜日)午前10時~午後1時
持ち物:筆記用具、汚れてもよいタオル
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMaps)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
全ての日程に参加可能な16歳以上の方・12名
1,500円
教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。
参加には事前にお申し込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。
令和6年10月16日(水曜日)よりお申し込みを承ります。お申し込みが定員に達し次第、募集を締め切ります。
お申し込み後、キャンセルまたはご欠席される場合は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日(11月4日は開館)、11月26日(火曜日)~12月1日(日曜日)
11月26日~12月1日の間は特別展の撤収等により臨時休館いたします。休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。