トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > ものづくり教室・少人数向け体験 > ものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」 > 原始古代の技に学ぶ第6回「網代編みのかご作り」
ページID:116253更新日:2024年8月24日
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参加お申し込みが定員に達しましたので、キャンセル待ちでのお申し込みを受付中です。(令和6年8月24日)
県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しております。
今年度第6回のものづくり教室は第41回特別展「縄文時代の不思議な道具」の連携企画として、網代編みのかご作りを開催いたします。
網代編みのかごの制作例(今回製作するかごのデザイン)
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縄文時代の昔から人々は植物の蔓や茎・繊維などを材料に、網や敷物などの日用品を作っていました。山梨県内の遺跡からは編み物の痕が遺る縄文土器が出土していますが、かごや袋といった編み物そのものは発見されていません。一方、山梨県外では青森県の特別史跡・三内丸山(さんないまるやま)遺跡から出土した「縄文ポシェット」と呼ばれる袋状のかごや、福島県の鷺内(さぎうち)遺跡から出土したかご・ざる類などが知られています。特に鷺内遺跡のかごは、中に粒選りのオニグルミが大量に詰まった状態で発見されており、大きな注目を集めています。
縄文土器の底部圧痕(ていぶあっこん)の一例
山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第139集「大月遺跡」より
土器の底部には、土器作りの際に敷かれていたものの模様が付着することがあります。このような痕跡は底部圧痕といわれ、当時の生活を知る間接的な資料として研究されています。大月遺跡(山梨県大月市)から出土した縄文土器には編み物や木の葉の底部圧痕が遺るものがあり、こうした痕跡から当時の人々が土器作りに編み物を用いた様子をうかがうことができます。
網代編みのかご作りの様子
今回のものづくり教室では、各地の遺跡などから出土した古代の編み物について学習するとともに、古代から使われる「網代編み」技法によるかご作りを体験していただきます。(材料は加工しやすい紙バンドを使用します。また、紙バンドの色は数種類から当日の受付順にてお選びいただけます)
この機会にぜひ、縄文時代の人々も行っていた「編む」技術を学び、古代の生活の一端に触れてみませんか?
皆様のご参加をお待ちしております。
令和6年9月14日(土曜日)
午前9時30分~午後3時(お昼休みを含みます)
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
16歳以上の方・12名
1,000円
教材費ならびにイベント保険料です。参加時にお支払いください。
筆記用具、洗濯ばさみ(30~50個、多いほど作業しやすくなります)、定規(15~30cm程度のもの)、昼食(必要に応じて)
活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルス等の感染症対策として、マスクの着用を推奨いたします。
参加お申し込みが定員に達しましたので、キャンセル待ちでのお申し込みを受付中です。(令和6年8月24日)
参加には事前にお申し込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館、お申し込みください。
令和6年8月14日(水曜日)よりお申し込みを承ります。お申し込みが定員に達し次第、募集を締め切ります。
お申し込み後、キャンセルまたはご欠席される場合はお早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。