ページID:77929更新日:2024年2月29日
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JR小海線は小淵沢駅(山梨県北杜市)ー小諸駅(長野県小諸市)間を31駅を結ぶ、全長78.9kmの路線で、平成27年11月29日、運行開始80周年を迎えた歴史ある路線です。
沿線には、清里駅─野辺山駅間には標高1375 mのJR鉄道最高地点があり、JRの駅で最高標高(1345.6m)にある野辺山駅(長野県南牧村)をはじめとして、小海線9駅がJR駅標高のTOP10(山梨県内では清里駅がNO.2、甲斐大泉駅がNO.3、甲斐小泉駅がNO.6)に入るなど、「八ヶ岳高原線」の愛称で地域住民、観光客から親しまれています。
この小海線では、2017 年夏の信州デスティネーションキャンペーン(2017 年7 月~9 月開催)に合わせ、「のってたのしい列車」を導入されることが発表されていますが、このたび、車両愛称・車両コンセプト・エクステリアデザインが決定し、JR東日本長野支社から発表がありました。
『野辺山駅をはじめとした標高が高い駅を有する線区の特徴(高さを示す)「HIGH(ハイ)」、線路の「RAIL(レール)」、JR 線標高最高地点1,375m(小海線:野辺山駅~清里駅間)を組み合わせた造語です。標高の高い小海線から見上げる、「天空」「星空」を楽しんでいただきたいとの想いを込めて命名しました。』《JR東日本長野支社 報道発表資料より》
『小海線は高原地帯や八ヶ岳の眺望、日照時間や寒暖差による豊かな実り、美しい星空を眺められるなど沿線に多くの魅力を有しております。「空」に近い自然環境、JR線でも標高が高く「空」に近い線区の特徴から「天空にいちばん近い列車」をコンセプトとしました。』《JR東日本長野支社 報道発表資料より》
『車体をキャンバスに見たて、金属風の質感をベースに、小海線の夜空・車窓に流れる高原・八ヶ岳の山々をモチーフにデザインしました。大人は少しノスタルジック、こどもはワクワクするような列車を表現します。』《JR東日本長野支社 報道発表資料より》
※エクステリアデザインイメージは報道発表資料をご覧ください。
運転日等の詳細については、JR東日本HPからご確認ください。
「小海線沿線地域活性化協議会」は、昭和61年7月に山梨県・長野県・沿線9市町村、東日本旅客鉄道(株) ほか32関係団体、計44団体を構成員として設立され、小海線の利用促進及び観光振興を図ることにより、小海線沿線地域の活性化を図ることを目的として、これまで、小海線の魅力をPRし小海線沿線地域を活性化させるための取り組みを積極的に展開してきました。
このたび、小海線沿線地域活性化協議会では、小海線の魅力を広く発信し、利用者に親しみを持っていただくため「小海線ファンサイト」を開設しました。
HP「小海線ファンサイト」:http://koumi-line.jp/council/
「小海線ファンサイト」では、小海線での旅をより一層楽しんでいただくため、観光スポット情報、グルメ情報、撮影スポット情報などを掲載しています。新たに運行される「HIGH RAIL 1375(ハイレール イチサンナナゴ)」と合わせて、小海線沿線の活性化に活用したいと考えていますので、皆さんもぜひご覧ください。