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ページID:112186更新日:2024年4月17日
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山梨県はこの度、国土交通省「令和4年度地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」の採択を受け、自動運転バスの実証実験を行いました。
全国的に少子高齢化や人口減少が進む中、ドライバーの高齢化や人手不足が深刻化し、地域公共交通の維持が難しい状況が出てきています。
そのような中、政府では、多様な無人自動運転サービス(レベル4※相当)の実現に向けて2025年度までに50か所、2027年度までに100か所以上での実施を目標としています。
本県では、上記課題も踏まえた次世代モビリティ技術の研究を進める中で、レベル4相当の運行を目指した自動運転の技術検証・社会受容性向上を目的とした実証実験を実施しました。
※レベル4:自動運転レベルについてはこちら(自動運転のレベル分けについて 国土交通省)
路車協調とは、一般車や歩行者・自転車が混在する一般道の交差点等において、路側に設置したカメラやセンサ等のインフラによって検知した道路状況のデータを自動運転車両へ提供して、車両の安全運行を補足することです。
今回は、国土交通省道路局が行う「自動運転実証調査事業と連携した路車協調システム実証実験」と連携して実証を行いました。
本実証では、1つの交差点で「本線合流支援」と「信号交差点の右折支援」の2つの項目の技術実証を行いました。
近い将来における社会実装を見据えて、県民の皆様に現時点での最先端技術である自動運転車両を見て、乗って、体験いただき、認知度や受容性を高め、社会受容性の向上を目指します。
詳しくはこちら
以下のコンソーシアムを組成し、共同して実施しました。
代表団体:山梨県
参加団体:株式会社オリエンタルコンサルタンツ、山梨交通株式会社、先進モビリティ株式会社、日本信号株式会社
令和6年1月27日(土)・28日(日)に、社会受容性向上のための自動運転バスの試乗会を行いました。
2日間で約200名の、幅広い年代の方々にご試乗いただきました。
「通常のバス路線と変わらず安心して乗車できた」「発進時に少し不安を感じたがスムーズに合流できてすごい」「乗り心地はとてもよく、将来の自動運転に期待が高まった」など前向きな意見を多くいただきました。
募集チラシ(PDF:9,158KB) パンフレット(A4見開き)(PDF:2,374KB)
甲府駅南口~甲府市役所周回(1周約15分)