トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0093玉川金山遺跡
ページID:4632更新日:2016年2月8日
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都留市の遺跡
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鉄鏃の使われ方「鉄鏃の使われ方」というと、「狩りや戦いのために使われたんでしょ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。ただし、奈良・平安時代の鉄鏃は、狩猟や戦争を行った時だけに使用されたものではありません。平安時代には弓の音や、矢を射る音で悪鬼を退散させるという魔除けの祭祀を行っていました。 玉川金山遺跡から出土した鉄鏃は、集落の外れから出土したため、様々な使われ方が考えられます。 [遺跡から出土した鉄鏃1] [遺跡から出土した鉄鏃2] 玉川金山遺跡について玉川金山遺跡は都留市玉川字上ノ原200-1に所在する遺跡で、桂川の支流戸沢川と菅野川が合流する付近の傾斜地に位置しています。平成16年度から調査を実施していますが、様々な時代の遺構・遺物が見つかっています。(詳しくは遺跡トピックスNo.70、No.80、N0.90、玉川金山ニュースをみて下さい)遺跡の中から、奈良・平安時代の人々が生活した家など見つかっていることから、集落が広がっていたことが分かりました。 [1・2・3区上から撮影した写真(奈良・平安時代、中世の遺構面)]
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