トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.130 小井川遺跡
ページID:4493更新日:2017年5月10日
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中央市の遺跡 |
戦国時代の寺院跡を発見!下の写真は、戦国時代末期(約450年前)の寺院の礎石です。規模は、基壇の縁が東西18m×南北13mの大型建物で、基壇は周囲より30cm程度土で盛り上げ形成しています。東西に付属屋(母屋に付属する建物)を設け、周囲には方形の濠が巡っています。 下の図は、中央に母屋、東側に庫裏、西に位牌堂を設けた寺院の復元図です。復元にあたっては、発掘資料はもちろん、山梨県下に現存する多くの中世寺院を参考にしました。地中に眠る完全な寺院の発見は今回が最初かと思われますが、今後の調査の進展によっては、このような例が増加するものと思われます。 小井川遺跡の発掘調査この他の小井川遺跡の発掘調査については、こちらをご覧ください。 |