トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 遺跡トピックスNo.0261甲府城跡(鉄門跡石垣)
ページID:34116更新日:2017年6月13日
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鉄門の石垣とは?
〔鉄門跡の西側の石垣〕〔鉄門跡の東側の石垣〕
鉄門の石垣の特徴は、2つあります。1つは、石材をあまり加工せずに使っているところです。これを「野面積み(のづらづみ)」といいます。2つ目は、大きな石を縦向きに積んでいるところです。これを「鏡石(かがみいし)」といいます。 この2つの特徴は、豊臣秀吉の時代に築かれた石垣に多い特徴です。甲府城跡の石垣には、鉄門の石垣以外にもこのような特徴が多く見られますので、甲府城は、豊臣秀吉の命令によって作られたと言えます。 すでに、当センターのホームページ「鉄門への道」などでもご紹介しましたが、今年の7月から8月にかけて、鉄門復元整備事業にともなう石垣の詰石補修工事を行いました。 詰石補修工事は、鉄門の石垣に代表されるような文化財的な価値の高い石垣をできるだけオリジナルの石材を残して後世に残そうという目的のために実施されます。 参考―トピックスNO,0257「野面積み」へ トピックスNO,0244「鉄門の再確認調査」へ みなさんも石垣を積んでみませんか?当センターのホームページでお知らせしています11月20日(土曜日)の県民の日のイベント「ひらけ!玉手箱」。このイベントでは、ミニチュア石垣を積める体験ができますよ。その名も、「石垣つめるくん」。甲府城跡の石垣を積む技術がいかに難しく奥が深いものなのか体験できます。 職員も体験しましたが、やはり難しい!!しかし、自然の石の形や大きさを活かした甲府城跡のかっこいい石垣を試行錯誤しながら築き上げたときの達成感は、何とも表現しがたいもの。 〔体験前〕〔職員の作品〕
また、鉄門のところでは、大工技術の体験もできます。現在もネットフェンスで囲われていますが、今後、工事が進むとさらに入れなくなってしまう鉄門。石垣も間近で見ることができる最後のチャンスかもしれません。
ぜひ、11月20日はご家族そろって甲府城へ! このイベントは終了しました。
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