トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県埋蔵文化財センター > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックス一覧 > 遺跡トピックスNo.0326三ノ側遺跡(さんのがわいせき)
ページID:41259更新日:2017年6月13日
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都留市の遺跡0026四ノ側遺跡-平安時代住居-0070玉川金山遺跡-奈良時代甕-0080玉川金山遺跡-土坑墓-0090玉川金山遺跡-炉穴-0093玉川金山遺跡-鉄鏃-0099玉川金山遺跡-地下式坑-0118玉川金山遺跡-集石-0182玉川金山遺跡-台石-0082中溝遺跡-耳飾り-0104天正寺遺跡-弥生土器-0128天正寺遺跡-さまざまな弥生土器-0153中谷遺跡-柄鏡形敷石住居跡-0190中谷遺跡-三角とう形土製品-0258中谷遺跡-注口土器と蓋-0263中谷遺跡-集石土坑-0167美通遺跡-敷石住居跡-0174美通遺跡-猿橋溶岩と集石土坑-0201美通遺跡-発掘調査速報-0204美通遺跡-発掘調査速報2-0206美通遺跡-発掘調査速報3-0220美通遺跡-発掘調査速報4-0281美通遺跡-イノシシ形装飾付浅鉢-0289美通遺跡-D区発掘調査速報-0300美通遺跡-D区発掘調査速報2・玦状耳飾り-0175九鬼2.遺跡-埋納された装飾土器-0305九鬼2.遺跡-蔵骨器-0298三ノ側遺跡-皇朝十二銭・発掘調査速報1-0303三ノ側遺跡-須恵器・発掘調査速報2-0320三ノ側遺跡-竪穴住居跡のカマド・発掘調査速報3-0326三ノ側遺跡-掘立柱建物-0349三ノ側遺跡-羽口-0372牛石遺跡-縄文時代のストーンサークル-0400谷村城-歴史と変遷-0413谷村城-発掘調査速報- |
遺跡紹介遺跡名三ノ側遺跡(さんのがわいせき) 時代奈良・平安 所在地都留市上谷地内 掘立柱建物とは?三ノ側遺跡の発掘調査は平成23年12月26日に終了しました。その結果、下の写真のような遺構が合計四カ所から確認されました。これらの遺構は、掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)の跡と考えられます。 写真左:1号掘立柱建物跡 写真右:2号掘立柱建物跡 掘立柱建物とは、柱を素掘りの穴に差し込んで平地建物や高床建物の柱としたもので、通常の発掘調査においては写真のように柱の跡しか発見されません。そのため上部構造がどうなっていたか、また建物の役割については想像することしかできません。一般的にこの時代の掘立柱建物は、倉庫、物見櫓(ものみやぐら)、祭祀の場として利用されたのではないかと考えられています。 三ノ側遺跡の掘立柱建物跡実際に三ノ側遺跡の掘立柱建物跡を調査したところ、カマドや焼土といった生活痕は見られず、土器も遺構内からはほとんど発掘されませんでした。しかし、遺跡を空から見てみると、掘立柱建物跡は、竪穴住居に隣接して建設されていることがわかります。このことをヒントにして、これらの建物や、ゆくゆくは三ノ側遺跡の全容を解明していきたいと考えています。 写真左:三ノ側遺跡における竪穴住居と掘立柱建物との関係(遺跡東部) 写真右:三ノ側遺跡における竪穴住居と掘立柱建物との関係(遺跡西部)
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