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ページID:71967更新日:2017年6月16日
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あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
「ほりたてはしらたてもの」ともよびます。掘立柱とは、地面に穴を穿ちその中に礎石を用いず柱を立て、根元をそのまま地面に固定する形の柱をいいます。場合によっては、そのように立てた柱を建物の外側に並べた側柱(がわばしら)として屋根を支える形の建物を掘立柱建物といいます。掘立柱自体は竪穴住居でも見られますが屋根を地面まで吹き降ろさないことで区別されています。古代より続く日本の代表的な建築様式といえ、地面に床板を敷く、もしくはそのまま地面を床とする形式を『平地式』、地面と床板の間に空間を設ける形式を『高床式』とよびます。
境川中丸遺跡(笛吹市境川町)から検出された古墳時代の掘立柱建物跡
関連遺跡トピックス→No.0105、0157、0302、0313、0320、0326、0328、0331、0349、0356、0379、0442
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