ページID:38223更新日:2023年9月20日
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農村の自然環境は、農業の営みや地域の共同活動により保全され、果樹園や水田など美しい景観の形成や、多様な生物を育む場を生み出すなど、私たちに様々な恩恵をもたらしてくれます。県では、こうした多面的機能の発揮を促す、農地周りの草刈りや水路の泥上げなど、農家のみなさんが日頃から取り組まれている、維持活動を支援しています。
制度内容の詳しい情報については、下記パンフレットをご覧下さい。
多面的機能支払交付金パンフレット(農林水産省)(PDF:2,413KB)
多面的機能支払支払交付金実施要綱に基づく基本方針
多面的機能支払の実施に関する基本方針(要綱基本方針)(山梨県)(PDF:1,036KB)
多面的機能支払交付金の対象となる地域は、市町村が各地域の自然条件や営農の特徴により、農業者団体等による各種の取組を促進すべき区域を促進計画において設定していますので、詳細については各市町村にお問い合わせください。
対象となる農用地は以下のとおりです。
(1)農地維持支払交付金
(2)資源向上支払交付金(共同活動)
(3)資源向上支払交付金(施設の長寿命化)
(1)農地維持支払交付金
(2)資源向上支払交付金
1)共同活動
2)施設の長寿命化、組織の広域化・体制強化
3)地域資源保全プランの策定
<広域活動組織>
旧市区町村単位等の広域エリアにおいて、集落(活動組織)、土地改良区、地域の関係団体など、
地域の実情に応じた者から構成される、構成員間の協定に基づく組織です。
対象となる行為は以下のとおりです。
なお、詳細な内容については要綱基本方針をご覧いただくか、最寄りの市町村にお問い合わせください。
(1)農地維持支払交付金
(例)水路の泥上げ、畦畔・農用地法面の草刈り、農道の路面維持など
(例)意見交換会やワークショップ、研修会など
(2)資源向上支払交付金
1)共同活動
(例)水路等の破損施設の補修、鳥獣害防護柵の補修・設置、畦畔の再構築など
(例)植栽活動、生き物調査、果樹剪定枝の有効活用など
(例)遊休農地の有効活用、地域住民による直営施工など
2)施設の長寿命化
(例)水路の更新、未舗装農道の舗装、鳥獣害防護柵の設置
3)地域資源保全プランの策定
4)組織の広域化・体制強化
多面的機能支払交付金の基本交付単価は以下のとおりです。
(1)農地維持支払
田3,000円、畑2,000円、草地250円
(2)資源向上支払(共同活動)
田2,400円、畑1,440円、草地240円
(3)資源向上支払(施設の長寿命化)
田4,400円、畑2,000円、草地400円
なお、取組内容や継続期間により交付単価が変わりますので、詳細についてはパンフレットをご覧ください。
事業申請および活動記録等に必要な様式は以下のページよりダウンロードしてください。
詳細な記入方法については、お近くの市町村、または農務事務所へ問合せください。
(1)組織の設立
活動を実施する活動組織または広域活動組織を設立します。
(2)事業計画の作成
地域で取り組む活動について、事業計画(原則5年)を作成します。
事業期間が終了後も、継続して活動に取り組む組織にあたっては、新規組織と同様に法律に基づく事業計画を作成し、
新たに市町村の認定を受けて下さい。事業期間中の組織は作成不要です。
(3)申請書類の提出
事業計画について市町村の認定を受けるため、組織から市町村へ申請を行います。
(事業計画の認定申請書の提出は6月30日までです。なお、市町村により期限が異なる場合がありますので、
詳細は市町村にお問い合わせください。)
<申請時の提出書類>
(4)活動の実施・交付金の交付
交付金を受け、事業計画に基づき活動を実施します。
(5)活動の記録・報告
日々の活動の作業内容や金銭の収支等を記録します。
当該年度の記録をとりまとめて報告書を作成し、市町村に提出します。
山梨県農地維持・資源向上活動支援事業費補助金交付要綱(PDF:379KB)