ページID:96004更新日:2020年8月12日
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山梨県消防防災航空隊は日本有数の高山岳地帯を管轄しており、緊急運航では約7割が山岳救助事案となっています。山岳地帯での救助活動では専門的な知識と技術が要求されます。山岳地帯の特性、危険要素及び気象変化等の特性を経験するとともに山岳救助対応能力の向上を図るため、山岳登山訓練を実施致しました。
今回の訓練では運航管理監及び隊員8名を4名パーティ及び5名パーティの2班に編成し、日本三大急登でもある『甲斐駒ケ岳、黒戸尾根コース』に日帰りで挑みました!
【令和2年8月4日】4名パーティ
【令和2年8月6日】5名パーティ
登山訓練を通して・・・
日々の訓練では身に着けることができない山岳歩行技術や体力を養うとともに、山岳地形等を確認し救出方法や救出可能な場所を隊員内で確認することができました!
最後に・・・
毎年多くの山岳救助事案が発生しています。天候に関する不適切な判断、不十分な装備、体力的に無理のある登山計画によるものが大半を占めています。経験に見合った山を選択し、余裕のある安全な登山計画を立てましょう!!