ページID:105775更新日:2022年9月8日
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消防防災航空隊員は水難救助活動において適した資器材を装着し、水中で迅速に活動しなければならないため7月には山梨県消防学校の水難救助訓練施設を使用し事前訓練を実施、8月には広瀬ダムにおいて実災害を想定しヘリコプターを使用した水難救助訓練を実施しました。
【山梨県消防学校水難救助訓練施設を使用した訓練】
ヘリコプターからエントリー(飛び込み)を想定した訓練。
溺れてパニックになっている要救助者や、意識のない要救助者の縛着訓練。水中でも迅速に縛着できるように技術の向上に努めてまいります。
【広瀬ダムを使用した訓練】
ヘリコプターからのエントリー(飛び込み)訓練の一連の流れです。水面からヘリコプターまでの高さは約3メートルです。着水した隊員は異常がないことをヘリコプターに向かってOKサインで合図しています。要救助者にヘリコプターの風を当てないように手前にエントリー(飛び込み)を行い、泳いで要救助者の元へ向かいます。
溺れている要救助者がいる想定でヘリコプターから隊員2名が同時に降下します。隊員は浮力のある資器材を着装・携行し救助に向かいます。
溺れている要救助者を救助資器材で縛着し吊り上げます。水中での活動はバランスをとることが難しいですが訓練をとおして技術向上に努めています。
最後に・・・
まだまだ気温が高く、川や海でのレジャーを楽しむ機会が増えると思います。しかし、残念ながら毎年多くの命が失われています。天候や水の状態、体調管理をしっかりチェックし安全にレジャーを楽しみましょう!!