「ダガーナイフ（通称）」を有害刃物類として指定しました

平成20年6月8日に東京・秋葉原で発生した殺傷事件で使用されたダガーナイフについて、山梨県は、青少年への販売等を禁止するため、青少年保護育成のための環境浄化に関する条例（以下「条例」という。）第5条の3第2項の規定に基づき、青少年に有害な刃物類として緊急指定し、7月10日の県公報で告示しました。

1 指定する刃物類の名称、形状及び構造並びに機能

（1）名称

「ダガーナイフ（通称）」

（2）形状及び構造

鎬（しのぎ）を中心として左右が対称な両刃の刃体を有するナイフで、刃体の先端部が著しく鋭いもの。

（3）機能

鋭利性において人体に危害を及ぼすことができるものであること。

刃物類の形状、構造又は機能が人体に危害を及ぼすおそれがあり、青少年の健全な育成を阻害するおそれがある。

バタフライナイフ(平成10年3月6日指定)

何人も、有害刃物類を18歳未満の青少年に販売し、頒布し、交換し、贈与し、又は貸し付けすることが禁止されます。

違反した場合は、30万円以下の罰金が課せられます。

緊急指定に伴い、刃物取扱業者、市町村、青少年団体、学校等に周知・啓発を行います。