トップ > 組織案内 > 山梨県産業技術センター > 外部評価結果 > 令和2年度外部評価結果
ここから本文です。
「山梨県立試験研究機関における評価指針(H13.3策定)」に基づき、山梨県産業技術センターが計画・実施する試験研究が、効率的かつ効果的に実施されるよう、公平中立の立場から客観的なご意見をいただくために実施しています。
第1回外部評価では、令和元年度に終了した15テーマの研究課題に対する事後評価を実施しました。
第2回外部評価では、令和3年度に研究開始予定の研究課題に対する事前評価と令和元年度に開始した3年計画の研究課題に対する中間評価を実施しました。
評価を受ける目的 | 「山梨県立試験研究機関における評価指針(H13.3策定)」に基づき、山梨県産業技術センターが計画・実施する試験研究が、効率的かつ効果的に実施されるよう、公平中立の立場から客観的なご意見をいただくために実施する。 | ||||||||
評価を受ける課題 |
山梨県産業技術センターが実施する研究は、すべて評価対象研究課題とする。ただし、国や企業等からの受託研究は、評価対象研究から除く(※) (※)受託研究は国や企業等の目的に基づいて行うものであり、研究費も委託者が負担するものであるため。 |
||||||||
研究課題の評価方法 | 評価の種類は、「事前評価」「中間評価」「事後評価」の3種類とする。評価方法は、効果的・効率的な研究の推進と、研究員の意識啓発をねらいに、客観的判断が可能な5段階評価方式とする。 | ||||||||
事前評価項目 |
中間評価項目 |
事後評価項目 |
|||||||
|
|
|
|||||||
評価結果に対する対応 |
事前評価、中間評価では、評価の平均点に対し、次のとおり対応する。 評価の平均点が2点以下の課題は、原則不採用または中止とする。 評価の平均点が2点を超え、3点未満の課題は、コメントを参考に実施について再検討する。 評価の平均点が3点以上の課題は、評価コメントを参考に必要に応じて修正し実施する。
事後評価は、次の基準で採点される。 5点:計画を上回る成果となった 4点:計画どおりの成果となった 3点:おおむね計画どおりの成果となった 2点:計画を下回る成果となった 1点:成果が得られていない それぞれの評価コメントを、技術移転や研究立案に役立てていく。また、評価点は、研究者が自らの研究を客観的に評価するための参考としていく。 |
氏名 | 所属 | 役職 |
---|---|---|
藤井 まさ子 | 山梨学院大学 健康栄養学部 | 学部長 |
奥田 徹 | 山梨大学 生命環境学部 | 教授 |
柳本 知一 | 宝石美術専門学校 | 専門員 |
中澤 智子 | 山梨県食品衛生協会 | 所長 |
中島 靖 | (株)富士セイセン | 代表取締役社長 |
氏名 | 所属 | 役職 |
---|---|---|
郷 健太郎 | 山梨大学 工学部 | 教授 |
平 晋一郎 | 山梨大学 工学部 | 准教授 |
青木 一樹 | キヤノンアネルバ(株) | 富士事業所長 |
小澤 一昭 | (株)山梨県環境科学検査センター | 代表取締役社長 |
菊地 明久 | (株)長田電材工業 | 代表取締役社長 |
課題名 | 実施年度 |
---|---|
県産農作物を用いた加工品の品質向上と開発 | 平成29~令和元年度 |
本県ニホンジカ由来の皮・角を素材とした高付加価値製品の開発 | 平成29~令和元年度 |
東京オリンピック2020各種イベントにおける祝杯酒としての山梨スパークリングワインの開発 | 平成29~令和元年度 |
甲州ワイン高品質化のための各種醸造技術の検証 | 平成30~令和元年度 |
課題名 | 実施年度 |
---|---|
マグネシウム合金部品の耐食性向上に関する研究 | 平成29~令和元年度 |
金属3Dプリンタ造形物の高品質化に関する研究 | 平成29~令和元年度 |
プラスチック射出成形金型の洗浄に関する研究 | 平成29~令和元年度 |
金属粉末積層造形金型の寿命評価および表面処理の適用について | 平成30~令和元年度 |
プラスチック射出成形におけるガス対策に関する研究 ~プラスチック射出成形金型におけるガスベント効率の数値化~ |
平成29~令和元年度 |
プラスチック射出成形におけるガス対策に関する研究 ~ガス対策用エジェクタピンの最適化~ |
平成29~令和元年度 |
燃料電池評価装置の測定信頼性の向上に関する研究 | 平成30~令和元年度 |
非接触3次元スキャナの測定誤差の把握と高精度測定手法の確立 | 平成30~令和元年度 |
微細工具によるガラス基板加工技術に関する研究 | 平成30~令和元年度 |
骨折用インプラントの設計開発手段に関する研究 | 平成30~令和元年度 |
耐摩耗試験に関する研究 | 令和元年度 |
課題名 | 実施年度 |
---|---|
高級ノンアルコール飲料の開発 | 令和3~5年度 |
山梨県の新しいブレンド白ワインに関する研究 | 令和3~5年度 |
蛍光分光分析を用いた色石評価に関する研究 | 令和3年度 |
磁気バレル研磨機の加工能力向上に関する研究 | 令和3~4年度 |
デジタルジャカード技術による色彩表現 | 令和3~4年度 |
真空熱セットにおける繊維製品の温度管理に関する研究 | 令和3年度 |
課題名 | 実施年度 |
---|---|
マグネシウム合金の表面処理による生体内分解速度制御に関する研究 | 令和3~4年度 |
第5世代移動通信システム(5G)用プリント配線基板材料の表面改質に関する研究 | 令和3~4年度 |
ポーラス金属材料の射出成形金型への適用 | 令和3~4年度 |
燃料電池用小型パワーコントローラの放熱構造に関する研究 | 令和3年度 |
プラスチック材料の耐候性における水噴霧の影響 | 令和3~5年度 |
課題名 | 実施年度 |
---|---|
CNF技術を活用した素材開発 | 令和元~3年度 |
「1.試験研究課題の外部評価に対する考え方研究課題の評価方法」に示している方法に基づき、研究主担当者が研究結果(事後評価)、研究計画(事前評価)および研究の進捗度(中間評価)についての説明を行い、外部評価委員の皆様から評価をいただきました。
それぞれの研究課題に対し評価委員の皆様からいただいたコメント等の評価結果は、今年度実施する研究や来年度の研究計画立案および研究結果の技術移転等に活かしていきます。