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「山梨県立試験研究機関における評価指針(H13.3策定)」に基づき、山梨県産業技術センターが計画・実施する試験研究が、効率的かつ効果的に実施されるよう、公平中立の立場から客観的なご意見をいただくために外部評価を実施しています。
令和6年度外部評価を次の内容で行いました。
事後評価:令和5年度に終了した研究課題( 7テーマ)
事前評価:令和7年度に開始予定の研究課題( 11テーマ)
中間評価:令和5年度に開始した3年計画の研究課題( 3テーマ)
評価を受ける目的 | 「山梨県立試験研究機関における評価指針(H13.3策定)」に基づき、山梨県産業技術センターが計画・実施する試験研究が、効率的かつ効果的に実施されるよう、公平中立の立場から客観的なご意見をいただくために実施する。 | ||||||||
評価を受ける課題 |
山梨県産業技術センターが実施する研究は、すべて評価対象研究課題とする。ただし、国や企業等からの受託研究は、評価対象研究から除く(※) (※)受託研究は国や企業等の目的に基づいて行うものであり、研究費も委託者が負担するものであるため。 |
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研究課題の評価方法 | 評価の種類は、「事前評価」「中間評価」「事後評価」の3種類とする。評価方法は、効果的・効率的な研究の推進と、研究員の意識啓発をねらいに、客観的判断が可能な5段階評価方式とする。 | ||||||||
事前評価項目 |
中間評価項目 |
事後評価項目 |
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評価結果に対する対応 |
事前評価、中間評価では、評価の平均点に対し、次のとおり対応する。 評価の平均点が2点以下の課題は、原則不採用または中止とする。 評価の平均点が2点を超え、3点未満の課題は、コメントを参考に実施について再検討する。 評価の平均点が3点以上の課題は、評価コメントを参考に必要に応じて修正し実施する。
事後評価は、次の基準で採点される。 5点:計画を上回る成果となった 4点:計画どおりの成果となった 3点:おおむね計画どおりの成果となった 2点:計画を下回る成果となった 1点:成果が得られていない それぞれの評価コメントを、技術移転や研究立案に役立てていく。また、評価点は、研究者が自らの研究を客観的に評価するための参考としていく。 |
氏名 | 所属 | 役職 |
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奥田徹 | 山梨大学 | 理事・副学長 |
中川裕子 | 山梨学院短期大学 | 教授 |
柳本知一 | 山梨県貴金属装身具技能士会 | 理事 |
中澤智子 | 山梨県食品衛生協会 | 常務理事 |
小林新司 | (有)テンジン | 代表取締役社長 |
氏名 | 所属 | 役職 |
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郷健太郎 | 山梨大学 | 教授 |
平晋一郎 | 山梨大学 | 准教授 |
青木一樹 | キヤノンアネルバ(株) | 富士事業所長 |
小澤一昭 | (株)山梨県環境科学検査センター | 代表取締役社長 |
菊地明久 | (株)長田電材工業 | 代表取締役社長 |
課題名 | 実施年度 |
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高級ノンアルコール飲料の開発 | 令和3~令和5年度 |
山梨県の新しいブレンド白ワインに関する研究 | 令和3~令和5年度 |
磁気バレル研磨機の加工能力向上に関する研究 | 令和3,令和5年度 |
バナジウム染色加工製品の高品質化に関する研究 | 令和4~令和5年度 |
課題名 | 実施年度 |
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プラスチック材料の耐候性における水噴霧の影響 | 令和3~令和5年度 |
EMI試験における特性改善に関する研究 | 令和4~令和5年度 |
トポロジー最適化解析による製品の高付加価値化に関する研究 | 令和5年度 |
課題名 | 実施年度 |
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山梨県産甲州ワインの香気成分の特徴解析に関する研究 | 令和7~令和9年度 |
ジュエリー加工における宝石の取り扱い指針に関する研究 | 令和7~令和8年度 |
県産材料による新規草木染め技術を活用した高付加価値繊維製品の試作 | 令和7~令和8年度 |
課題名 | 実施年度 |
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「山梨らしさ」を評価する感性評価モデル構築に適した学習画像に関する研究 | 令和7~令和8年度 |
水素の還元性を利用した工業用途創出に関する研究 | 令和7~令和9年度 |
ブドウCNFの新規活用技術の開発 | 令和7~令和9年度 |
大型化する半導体製造装置部品の生産性向上に関する研究 | 令和7~令和8年度 |
新規めっき加工技術に関する研究 | 令和7~令和8年度 |
輸送環境を考慮した積み重ね振動試験方法に関する研究 | 令和7~令和8年度 |
促進耐候性試験によるポリスチレンの紫外線劣化に関する研究 | 令和7~令和9年度 |
各種分析機器を用いた複合樹脂の分散性評価手法の確立に関する研究 | 令和7~令和8年度 |
課題名 | 実施年度 |
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デジタルジャカード技術を応用したテキスタイル開発 | 令和5~令和7年度 |
課題名 | 実施年度 |
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マグネシウム合金耐食性皮膜の高品質化に関する研究 | 令和5~令和7年度 |
金属積層造形条件と造形物の機械的特性に関する研究 | 令和5~令和7年度 |
「1.試験研究課題の外部評価に対する考え方研究課題の評価方法」に示している方法に基づき、研究主担当者が研究結果(事後評価)、研究計画(事前評価)および研究の進捗度(中間評価)についての説明を行い、外部評価委員の皆様から評価をいただきました。
それぞれの研究課題に対し評価委員の皆様からいただいたコメント等の評価結果は、今年度実施する研究や来年度の研究計画立案および研究結果の技術移転等に活かしていきます。