ページID:22829更新日:2022年3月17日
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山梨県立あけぼの医療福祉センターでは、身体機能の障害から、知的面・情緒面や感覚障害等様々な発達障害を持った外来患者および入所児者を支援しています。こうした障害を軽減し、社会的自立を促すために、医師の指示のもとで、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)、心理療法を行っています。
上記療法(リハビリテーション)以外でも、補装具や車椅子等の作製に関わり、より快適に積極的な生活を送れるように支援をしています。
また、センター内だけでなく、地域からのリハビリテーションに対する要望に応えるため、地域療育等支援事業を通して、様々な場所に派遣を行っています。
直通電話〈療法科〉0551-22-6112
理学療法(PT)では、身体能力を高め、基本的な身体活動の獲得を促し、より活動的な日常生活が送れるように援助しています。そのために必要があれば、補装具(杖や歩行器、装具等)や車椅子の作製も行います。また、呼吸機能の問題の改善のため、生活内における姿勢の指導を含め、呼吸に対するアプローチも行っています。
※当センターにおける理学療法が受けられる年齢について
・外来児:小学生まで
・あけぼの支援学校通学児:高等部卒業まで
・成人:当センターに入所されている方
○ライフステージごとの理学療法について
理学療法の様子
作業療法(OT)では、まず家庭や園・学校生活での困りごとに対して、お子様ひとりひとりの発達の特徴や段階をとらえ、おかれている環境との関係性を見ながら、課題となっていることの原因を探ります。そして、ライフステージ(主に幼児期・学童期)に沿って、障がいがあるために出来ない当たり前の生活と経験を目標に考え、お子様の現在・将来にわたって楽しく、そのひとらしく生活するための工夫や関わりを提案します。
言語聴覚療法(ST)では、言語・コミュニケーション面の発達に関する支援を行っています。主に就学前のお子様を中心に、全体的な発達評価を行い、言語発達上課題となっていることを探ります。その後、それぞれのお子様に合わせたリハビリテーションや関わり方を提案します。
子供の精神発達(知的発達・心の発達)に関する相談・支援を行っています。子育てに関する相談、子供の発達段階に合わせた心理療法(プレーセラピー、ソーシャルスキルトレーニング、カウンセリングなど)を行っています。