トップ > しごと・産業 > 農業・水産業 > 畜産業 > 畜産伝染病・保健衛生 > 牛海綿状脳症(BSE)について
ページID:478更新日:2019年6月21日
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4~6年の潜伏期間の後、脳の組織がスポンジ状になり、奇声、旋回などの異常行動、運動失調等の神経症状を示し、最終的には死に至ります。
プリオンと呼ばれるタンパク質の異常が原因とされます。
異常プリオンを含む飼料(肉骨粉等)を経口的に摂取することにより、感染するとされていますので、家畜から家畜への伝染はありません。
生前には確定診断をすることはできません。
脳等からの異常プリオンの検出により患畜と決定されます 。
平成13年9月に国内におけるBSEの発生が初めて確認されたことから、同年10月から食用とされる全ての牛について、と畜場におけるBSE検査が全国一斉に実施されていましたが、全頭検査の見直しが実施され、平成29年より健康牛のBSE検査は廃止となっています。
また、死亡牛における検査については、これまでの48か月齢以上から平成31年より検査対象が96ヶ月齢超の牛に変更されました。それ以外の牛については、本病を疑うような症状を確認した場合にはサーベイランス検査を実施しています。
【BSE検査結果について】