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ページID:60166更新日:2015年4月16日
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平成27年4月16日、中北地域の養豚農場において、県内で5例目となる豚流行性下痢(PED)の発生が確認されました。
これまでの発生状況は、下記関連サイトをご覧ください。
県民の皆様には以下の点にご注意をお願いいたします。
県民の皆様へ
・本病は豚特有の病気であり、人に感染することはありません。
・発症した豚の肉は流通することはなく、万が一肉を食べても、人の健康に影響はありません。
養豚農家の皆様へ
・豚流行性下痢(PED)発生予防のため、飼養衛生管理基準の遵守を継続してください。
(1)農場への人、車両、物品の出入りを管理し、農場出入口での車両等の洗浄・消毒を徹底しましょう。
(2)訪問者を受け入れる場合には、農場専用の履物・衣服を着用させましょう。
(3)豚舎出入口での手袋、長靴等の洗浄・消毒を徹底しましょう。
(4)野生動物の侵入防止対策を徹底しましょう。
(5)外部からの豚導入時には最低2週間以上隔離し、健康状態を観察しましょう。
※農場の出入口周辺には広く石灰を散布しましょう。車両は動力噴霧器等を用いて、タイヤやバンパー、車体下部まで十分に消毒を実施しましょう。また、運転室のフロアマットやペダル、運転手の靴もハンドスプレー消毒器を用いて噴霧消毒をしましょう。
・母豚へのワクチン接種を実施して、ほ乳豚の感染を防ぎましょう。
・毎日の飼養豚の観察を徹底してください。
・特に母豚の食欲不振・おう吐、ほ乳豚の下痢・死亡などの異常が確認された場合には直ちに家畜保健衛生所へ通報してください。
畜産関係者の皆様へ(防疫対策のポイント)(PDF:10KB)
豚流行性下痢(PED)に対する県の支援措置について(PDF:6KB)
報道機関へのお願い
・農場等での取材は、本病のまん延を引き起こす恐れがあることから、厳に慎んでください。
豚流行性下痢(PED)とは
・家畜伝染病予防法に基づく届出伝染病で、口蹄疫のように殺処分する必要はなく、治癒(健康に回復)する病気です。
・水様性の下痢を主徴とし、10日齢以下のほ乳豚では脱水症状をおこし高率に死亡します。
・予防法は、消毒など飼養衛生管理基準遵守の徹底及びワクチン接種です。
・豚やいのししの病気であり、人に感染することはありません。
防疫対策のポイント、支援内容について |
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