ページID:37912更新日:2017年2月6日
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平成23年5月12日に、福島県内の下水処理副次産物の当面の取扱に関する考え方について、原子力災害対策本部より示されたこと等を受け、県では、これまで県が管理する下水処理場の汚泥中の放射性物質の調査を行ってきました。現在までに各処理場ごとに32回の調査を行っており、平成28年度の結果は次のとおりです。
また、過去の調査結果は別紙を参照して下さい。
別紙:平成23年5月から平成24年3月までの調査結果(PDF:47KB)
なお、平成23年6月16日に原子力災害対策本部より「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」が示され、いずれの測定値も搬出に関する基準値内であることを確認しました。
単位:ベクレル(Bq)/キログラム(kg) |
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採取場所 | 採取日 | セシウム134 | セシウム137 | セシウム 134+137 |
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富士北麓浄化センター | 平成29年1月20日 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | |
峡東浄化センター | 平成29年1月20日 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | |
釜無川浄化センター | 平成29年1月20日 | 不検出 | 不検出 | 不検出 | |
桂川清流センター | 平成29年1月20日 | 不検出 | 不検出 | 不検出 |
【放射性セシウム】
放射性セシウムの調査については、平成23年5月から平成25年3月の間毎月実施してきました。
調査の結果、平成24年9月以降連続して放射性セシウムが検出されなかったことから、平成25年度より調査頻度を年2回(夏季、冬季)に変更しました。
さらに、平成25年度以降も継続して放射性セシウムが検出されなかったことから、平成28年度は、年1回調査を実施することとしました。
平成29年度以降は、これまでの結果を踏まえ、原則として放射性セシウムの調査を行わないこととします。
ただし、今後情勢等に変化があった場合は、調査再開について検討を行うこととします。
【放射性ヨウ素】
放射性ヨウ素の調査については、平成23年5月から平成25年3月の間毎月実施してきました。
しかし、放射性ヨウ素は半減期が短く(約8日)、現在では東日本大震災に伴う原子力発電所事故由来の検出が考えられなくなったことから、平成25年度から調査を行わないこととしました。
セメント製品におけるクリアランスレベル(放射性セシウム):100Bq/kg
肥料原料となる汚泥中の放射性セシウム:200Bq/kg
一般食品の放射性セシウム:100Bq/kg
飲料水の放射性セシウム:10Bq/kg
乳児用食品・牛乳の放射性セシウム:50Bq/kg
「食品衛生法に基づく食品中の放射性物質に関する暫定規制値」
放射性ヨウ素:2,000Bq/kg
ベクレル(Bq)とは、放射能の強さを表す単位です。1ベクレル(Bq)は、1秒間に1個の放射性核種が崩壊することです。
放射線は、放射性物質から放出されるエネルギーのことです。放射線を出す能力を放射能、放射線を出すものを放射性物質と言います。
流域下水道の汚泥中の放射性物質濃度測定結果 |
流域下水道の汚泥中の放射性物質濃度測定結果 |
流域下水道の汚泥中の放射性物質濃度測定結果 |
流域下水道の汚泥中の放射性物質濃度測定結果 |
流域下水道の汚泥中の放射性物質濃度測定結果 |