ページID:69983更新日:2017年6月16日

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まいぶん用語集_ナイフ形石器(ナイフがたせっき)

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日本の後期旧石器時代(約4万年前~約一万5千年前)のうち、約3万年前に登場した石器です。石を打ち欠いて薄くはぎ取った石のかけらを使用します。薄くはぎ取った石片の縁は刃として使えます。刃の部分を一部残し残りは刃をつぶしてしまいます。はぎ取り方や刃の潰し方で日本の後期旧石器時代の時期と地域を識別する手がかりになります。

 

茂呂型 赤丸部分が刃潰しをしてある部分。刃が斜めになるこのタイプは関東・東海・四国・九州に見られる茂呂型と呼ばれるナイフ型石器であることがわかります。

横針前久保遺跡出土ナイフ形石器

 

関連遺跡トピックス→No.000900570097019103940428

 

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