トップ > 組織案内 > 環境・エネルギー部 > 自然共生推進課 > CSF（豚熱）について

ページID：91698更新日：2024年7月22日

CSF（豚熱）について

CSF（豚熱）について

CSFについては、平成30年9月に岐阜県で死亡した野生のイノシシから発生を確認しました。野生のイノシシへの感染はその後も広がりをみせ、現在までに26都府県で発生が確認されております。

山梨県でも、令和元年10月29日に捕獲した野生のイノシシから山梨県内で初めてとなるCSFの陽性を確認し、養豚場では令和元年11月16日、令和3年5月11日及び令和3年8月5日にCSFの陽性を確認しました。

山梨県内で発生した養豚場でのCSF感染事例について

• 令和元年11月14日に韮崎市内の養豚場から、豚の具合が悪いとの報告を受け、県による検査を行ったところ陽性が疑われ、国の検査機関において確定検査を実施したところ、令和元年11月16日にCSFの感染を確認しました。
• 令和3年5月10日に中央市内の養豚場から、豚の具合が悪いとの報告を受け、県による検査を行ったところ陽性が疑われ、国の検査機関において確定検査を実施したところ、令和3年5月11日にCSFの感染を確認しました。
• 令和3年7月8日に神奈川県の養豚場でCSFの陽性を確認したことから、道志村にある系列養豚場を移動制限区域に指定し、4週間の監視を実施。移動制限を解除するための検査を実施したところ、令和3年8月5日にCSFの感染を確認しました。

野生のイノシシのCSF検査実施状況

野生のイノシシのCSF検査実施状況は、次のとおりです。山梨県内では、これまで野生のイノシシで84例のCSFの陽性が確認されています。

野生のイノシシの検査実施状況一覧（PDF：970KB）

CSFが確認された野生のイノシシ及び養豚場の場所

CSFが確認された野生のイノシシ及び養豚場の場所（PDF：557KB）

野生のイノシシに対してのCSF経口ワクチンの散布

野生のイノシシにおけるCSFの感染拡大を防止するため、次のとおりCSF経口ワクチンを散布を実施しています。

野生のイノシシに対してのCSF経口ワクチンの散布一覧（PDF：41KB）

【留意事項】経口ワクチンは、国の食品安全委員会で安全と評価された成分や食品からできており、人体に安全であると評価されています。

狩猟者や森林作業者への注意喚起

CSFは、感染した野生イノシシの糞にも混ざっているため、靴底や衣類、車のタイヤなどに付着した土によって運ばれる可能性があります。感染拡大を防ぐため、作業終了後、靴底やタイヤの土をよく落としてください。

• 山梨県内で狩猟をされる皆様へのお願い（PDF：142KB）
• 森林内で作業される事業者の皆様へのお願い（PDF：116KB）

死亡した野生のイノシシを発見したら連絡をお願いします。

 

山梨県内で死亡した野生のイノシシを発見した場合は、場所・頭数を下記連絡先、市町村又は各林務環境事務所に連絡してください。

なお、イノシシの死体には、触れないようにしてください。

• 発見した場所の市町村（PDF：35KB）
• 発見場所の市町村を管轄する家畜保健衛生所

名称	電話番号	管轄区域
東部家畜保健衛生所 笛吹市石和町唐柏1000-1	055-262-3166	山梨市、甲州市、笛吹市、大月市、富士吉田市、上野原市、都留市、富士河口湖町、 市川三郷町、鳴沢村、西桂町、忍野村、山中湖村、道志村、小菅村、丹波山村
西部家畜保健衛生所 韮崎市本町三丁目5-24	0551-22-0771	甲府市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、昭和町、早川町、 身延町、南部町、富士川町

 

• 発見場所の市町村を管轄する各林務環境事務所

名称	電話番号	管轄区域
中北林務環境事務所 韮崎市本町四丁目2-4	0551-23-3090	甲府市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、中央市、昭和町
峡東林務環境事務所 甲州市塩山上塩後1239-1	0553-20-2720	山梨市、笛吹市、甲州市
峡南林務環境事務所 西八代郡市川三郷町高田111-1	055-240-4140	市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町
富士・東部林務環境事務所 都留市田原二丁目13-43	0554-45-7810	富士吉田市、都留市、大月市、上野原市、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、 鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村

 

 

 

• 「CSFの感染が拡大しています」英語併記版（PDF：161KB）
• 「CSFの感染が拡大しています」中国語繁体字併記版（PDF：296KB）
• 「CSFの感染が拡大しています」中国語簡体字併記版（PDF：262KB）
• 「CSFの感染が拡大しています」韓国語併記版（PDF：210KB）

狩猟の制限について

• CSFの発生状況によっては、狩猟期間中に感染が確認された区域又は県内全域で狩猟を制限する可能性があります。
• 狩猟制限がかかった場合でも、一度納付された狩猟税、狩猟者登録手数料及び郵送料については、返還できませんので御注意ください。

消費者の方へ

• CSFは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。
• 豚肉の摂取により、CSFが人に感染することは世界的に報告されていません。

その他

• CSFの発生情報等に関する情報については、下記ページをご覧ください。

CSFについて（農林水産省：外部サイト）

• 野生イノシシにおける豚熱の確認に伴う環境省の対応については、下記ページをご覧ください。

野生イノシシにおけるCSFの確認に伴う環境省の対応について（環境省：外部サイト）

• 山梨県農政部畜産課

同じカテゴリから探す