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ページID:6082更新日:2024年2月9日

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光化学スモッグについて

光化学スモッグ対策

本県では、東京湾岸からの大気汚染物質の移流を主原因として、光化学スモッグが夏期に発生し、人の健康や植物に悪影響を与えることがあるため問題となっています。

このため、光化学スモッグ注意報等の発令を適切に行い、健康被害の発生防止に努めています。

光化学スモッグとは

自動車の排出ガスや工場のばい煙には、窒素酸化物や炭化水素が含まれています。これらの物質は、大気中で太陽の強い紫外線を受け、光化学反応と呼ばれる現象を起こします。その時できた「光化学オキシダント」などが、特殊な気象現象になったとき、白いモヤがかかったような状態になります。

この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。

光化学オキシダントによる体への影響

主として、目がチカチカする・痛い、涙が出る、せきが出る、のどが痛いといった粘膜刺激症状や息苦しい、吐き気がするといった症状があげられます。

緊急時対策の実施

光化学オキシダントによる大気汚染の緊急時に対処するため、昭和51年7月に「山梨県光化学スモッグ緊急時対策要綱」を定め、県民への情報の周知及び健康被害の発生防止に努めています。

また、オキシダント濃度が上昇する時期(4月~9月)に「光化学スモッグ強化期間」を設けて監視及び連絡体制の強化を図っています。

緊急時の注意報等の発令基準は、表のとおりです。

令和5年度強化期間

令和5年4月15日(土曜日)から9月18日(月曜日・祝日)

  • 強化期間中は、土、日曜日及び祝日も含め光化学スモッグ注意報等の発令を適切に行うための体制を整えます。
  • 注意報等の発令の周知については、テレビ、ラジオ、市町村の広報等を通じて遅滞なく行い、健康被害の発生を防止します。

光化学スモッグ注意報等発令基準

予報

オキシダント濃度が注意報発令基準値に近く、その状態が更に悪化すると予想されるとき

注意報

オキシダント濃度が0.12ppm以上の状態が継続されると判断されるとき

警報

オキシダント濃度が0.24ppm以上の状態が継続されると判断されるとき

重大警報

オキシダント濃度が0.4ppm以上の状態が継続されると判断されるとき

 

現在の光化学スモッグ注意報等の発令状況と発令時の対応

現在の光化学スモッグ注意報等の発令状況はこちら

 

注意報が発令された際の対応

  • なるべく屋外に出ないようにしてください。
  • 屋外での激しい運動は控えてください。

 

健康被害を受けた際の対応

処置

  • 屋外での運動をすぐに中止し、水道水で洗眼やうがいをするとともに、屋内に避難してください。
  • 呼吸困難、手足のしびれ、意識障害などの症状が生じたときは、医師の手当てを受けてください。

通報

  • 光化学スモッグにより目やのどに刺激を感じるなどの被害を受けた時は、最寄りの林務環境事務所又は市町村に連絡してください。

過去の光化学スモッグ注意報等の発令状況

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県環境・エネルギー部大気水質保全課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1510   ファクス番号:055(223)1512

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