トップ > 令和6年度のご意見 > 富士山登山鉄道計画の見直しについて

ページID:118696更新日:2024年12月24日

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富士山登山鉄道計画の見直しについて

ご意見

 本日のTVニュースで鉄道計画を見直す事になったと知りました。見直すのであれば、是非検討して欲しい計画があります。

【提案】
 富士山及び周辺は、世界自然遺産に登録された、貴重な自然環境豊富な地域ですので、個人や旅行会社等のバス等の乗り入れを禁止すべきです。
 富士吉田市等周辺に駐車場付きバスターミナルを作り、その先は電気バス等環境配慮型交通を使って五合目へ入る。当然、駐車場料金やバス料金は有料です。最寄りの鉄道駅等からターミナルへの交通にも配慮が必要です。こういった方法は海外の観光地で既に実施されています。
 是非富士山周辺の環境保全をする為にもご検討下さい。静岡県庁サイドとも調整し、富士山周辺全体での環境保護事業にする事をお勧めします。

回答

いただいた、富士山登山鉄道構想へのご意見につきまして、富士山保全・観光エコシステム推進グループより回答いたします。

 この度、山梨県は、世界文化遺産である富士山五合目の来訪者コントロールを行うための方策として、これまで議論を続けてきた「富士山登山鉄道構想」におけるLRT(次世代型路面電車)を断念し、鉄軌道(レール)不要のゴムタイヤで走る新交通システム「(仮称)富士トラム」を発表いたしました。

 「(仮称)富士トラム」は、電車とバスの両方のメリットを併せ持つニューモビリティです。動力源には山梨県が誇る水素エネルギーの活用を想定し、エネルギーの地産地消の観点からも山梨県の産業基盤に貢献し得るものと考えています。

 もう1つの特徴は、道路上に設置する磁気マーカーや白線などを認識しながら走行する点です。磁気マーカーや白線は軌道法上の軌道としてみなされ、軌道法が適用されることから、一般車両の進入を規制でき、来訪者コントロールが可能となります。また、磁気マーカーや白線の敷設は大規模工事が必要なく、メンテナンスも軽微となることから、大幅なコストダウンが実現します。

 山梨県は今後、新交通システム「(仮称)富士トラム」の調査検討にあたり、県民の皆様に丁寧に説明を行い、静岡県をはじめとする関係者の皆様と十分な調整を図りながら、進めて参ります。

 今回頂戴したご意見は、今後の参考とさせていただきます。

 

 

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