ページID:118809更新日:2024年12月25日
ここから本文です。
昨年度より、銅の高騰もあり歴史的な社寺建築の銅板が盗難、破損される事件が報告されています。
全国的にも盗難発生件数が7,534件(R3)から10,368件(R4)と増加し、身近な事件になっています。[出典:警察統計]
文化財等は、人の目や往来が少ない場所、管理者が不在など、日常的な管理が困難な場所にもあります。
つきましては、関係団体、所有者、管理者の皆様には定期的な点検をお願いいたします。
なお、点検の際は受傷事故を予防しながら複数名で実施のうえ、盗難、破損等が確認された場合には速やかに所轄警察署および当課に一報ください。
・銅線(ベルコンやプレハブ等)
・銅板(屋根材等)
・グレーチング、水道の蛇口等の金属(発掘現場や指定文化財の設備等)
・金属板(銘板、解説版等)
・重機や発電機等
・グレーチングを針金や専用金具等で連結し簡単に運べないよう防御
・転売等を防止するためスプレーやペンキ等の消えない物で個人名等を記載
・施設内の雑草を刈るなどして、見通しの良い環境整備
・頑強なフェンスや門扉等を設置や容易に運び出せないような対策
・防犯カメラやセンサーライト等を設置
・機械警備の導入、こまめな巡回
・施設面と管理運用面の両面での防犯対策
・盗難の恐れがある物の屋外放置
・こまめな巡回
・定期的な点検による異常の早期発見
本件の担当 文化財保護担当 055-223-1792
埋蔵文化財担当 055-223-1791