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ページID:98402更新日:2024年1月4日
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自治医科大学は、医療に恵まれないへき地等における医療の確保及び向上と地域住民の福祉の増進を図るため、昭和47(1972)年に全国の都道府県が共同して設立した大学です。
修学資金貸与制度とは、入学者全員に必ず学生納付金相当額及び入学時学業準備費を貸与するものです。この制度により、入学時に入学金、授業料等の準備は不要となります。
この修学資金は、大学を卒業後、直ちに、都道府県知事が指定する公立病院等に医師として勤務し、その勤務期間が修学資金の貸与を受けた期間の1.5倍に相当する期間(以下「義務年限」という。)に達した場合は返還が免除されます。
ただし、この条件を成就しなかった場合には、貸与金に所定の利率を乗じて得た額を加えて一括返還することになります。
自治医科大学の医学生は、6年間の学生生活を寮で過ごします。学生寮はキャンパス内に設けられ、最新設備が整ったワンルームマンション型となっており、個人のプライベートを確保しつつ、学生同士のコミュニケーションを活発にします。
自治医科大学が誇る特徴のひとつが、医師国家試験の合格率の高さです。第1期卒業生が受験した1978年から2023年までの46年間、医師国家試験で全国トップの合格率が21回、合格率100%を9回記録するという高い合格率を誇っています。2013年から2022年まで10年連続全国1位を達成しました。
自治医大学生は、マッチングには参加せず、山梨県立中央病院にて臨床研修を行います。
①北杜市立塩川病院
②山梨市立牧丘病院
③一部事務組合立飯富病院
④身延山病院
⑤都留市立病院
⑥上野原立病院
※へき地勤務中は、専門研修の選択科に関わらず、内科又は整形外科医となります。
研修の期間は、研修プログラムに認定された期間を限度とし、履修可能なプログラムは基幹施設が山梨県内にある研修プログラムに限ります。
研修期間のうち、2年間を超える期間については、義務年限から除外しますが、その間、連携施設となっている、へき地勤務先病院に勤務した場合は、義務年限に含みます。このことから、義務年限内の専門医取得も可能となっています。
初期臨床研修の期間については、県職員となります。
その他の期間については、研修先医療機関又は公立病院等の職員となります。