トップ > 富士の国 やまなしの魅力 > その5 美しいしぜん
ページID:20644更新日:2017年2月1日
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山梨県には美しいしぜんが広がっています。ゆたかな森ではさまざまな命がはぐくまれ、きれいな水を生み出しています。
ゆたかなしぜんにめぐまれた山梨県は、全体の土地の約8わりが森林です。森林にはさんさくできる里山や、本かくてきな山がくコースなどがあり、さまざまなスタイルでしぜんを楽しむことができます。
山梨県のゆたかな森には、動物や植物、こん虫など、さまざまな生き物がくらしています。そんなしぜんを守っていくために、さまざまな活動がおこなわれています。
青木ヶ原樹海(あおきがはらじゅかい)
富士山のふもとに広がる森林地たいです。ふん火によって流れた溶岩流(ようがんりゅう)の上に、千年以上かけて森林ができました。さまざまな動植物が見られ、どうくつもあります。
八ヶ岳(やつがたけ)
山梨県の北から長野県(ながのけん)にかけてそびえる山やまである八ヶ岳には、ゆたかなしぜんが広がっています。原生林(げんせいりん)や池沼などもあり、たくさんのきちょうな動植物がすんでいます。
山梨県では、富士山(ふじさん)や八ヶ岳(やつがたけ)、南アルプスなどの山やまにふった雨や雪どけ水が、大地にしみこみ、長い時間をかけて地中でろかされて、おいしい地下水となっています。
地下水をくみ上げたのがミネラルウォーターです。山梨県はミネラルウォーターを日本で一番多く生産(せいさん)しています。
おいしい水と、水を生み出す美しい山やまを守り、みらいにつないでいく「育水(いくすい)」にも取り組んでいます。
白州(はくしゅう)・尾白川(おじろがわ)
甲斐駒ケ岳(かいこまがたけ)から流れ出る川で、うつくしい渓谷(けいこく)や淵(ふち)があります。流域(りゅういき)には、きれいでおいしい地下水がたくさんあります。
忍野八海(おしのはっかい)
富士山(ふじさん)にふった雪や雨が、地下の溶岩(ようがん)の間で数十年をかけてろかされ、きれいな水となって8ヵ所の泉(いずみ)をつくりだしています。
西沢渓谷(にしざわけいこく)
日本でも有名なうつくしい渓谷(けいこく)で、大小さまざまな滝(たき)や淵(ふち)があります。地いきの人びとの飲み水としても使われています。
御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)
日本でも有名な渓谷(けいこく)です。長い年月をかけて急な川の流れにけずられた断崖(だんがい)や岩を見ることができます。飲み水や農業用水にも使われています。