トップ > 富士の国 やまなしの魅力 > その1 やまなしってどんな県(けん)
ページID:20649更新日:2017年2月1日
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山梨県(やまなしけん)はたくさんの山や川があり、大きな自然にかこまれた、ゆたかなところです。
山梨県は日本のほぼ真ん中にあります。面せきは4,465平方キロメートルで、全国に47ある都道府県(とどうふけん)の中で32番目の大きさです。
13の市、8つの町、6つの村に分かれていて、約79万人がくらしています。
山梨県は富士山(ふじさん)や八ヶ岳(やつがたけ)、南アルプスなど、たくさんの高い山にかこまれている「ぼん地」といわれる地形をしています。となりには東京都(とうきょうと)、神奈川県(かながわけん)、静岡県(しずおかけん)、長野県(ながのけん)、埼玉県(さいたまけん)があります。
高い山が海からのしめった風をさえぎってくれるので、一年中雨や雪が少なく、晴れの日が多い気こうです。
釜無川(かまなしがわ)、笛吹川(ふえふきがわ)、富士川(ふじかわ)など、大きな川もたくさん流れていて、山や川などのしぜんが生活をゆたかにしてくれたり、山梨ならではの農産物や特産物をもたらしてくれています。
山梨県は明治時代に山梨、甲斐(かい)など4つの地いきが1つになってできました。
「やまなし」という名前は、くだもののヤマナシがたくさんとれたことから付けられたとか、山をならしてたいらな地にしたことから付けられたなど、いろいろな由来があるといわれています。
周囲(しゅうい)は富士山(ふじさん)と武田氏(たけだし)の家紋(かもん)であった武田菱(たけだひし)を組み合わせて、うるわしい郷土(きょうど)をあらわし、中は3つの人の字で山梨の山をかたちどり、和(わ)と協力(きょうりょく)をあらわしています。
優雅(ゆうが)なぶどうの色を地の色に用い、中の『山』は、県民(けんみん)の和(わ)と協力(きょうりょく)、まわりに描(か)かれた富士山(ふじさん)で清廉(せいれん)、潔白(けっぱく)、純粋性(じゅんすいせい)をあらわしています。
県の木:カエデ
秋にあざやかに色づき、山梨の山を美しくかざる木です。
県の花:フジザクラ
春に富士山のすそ野でさく小さな花です。
県の鳥:ウグイス
春が来たのを知らせてくれる鳥で、ほかの鳥のひなを育てるやさしい鳥です。
県のけもの:カモシカ
南アルプスや富士山などの山にくらしています。日本の特別天然記念物(とくべつてんねんきねんぶつ)です。