ページID:115185更新日:2024年5月16日
ここから本文です。
ヘルメット義務化について意見を言いたいです。国ではヘルメットは努力義務なのにも関わらずなぜ義務化にするのですか。ヘルメットはお金がかかりますし、私たちはもう高校生で見た目も気にしたいです。校則も厳しく苦しんでる中、ヘルメットまで義務化にされてしまうと私たちはもう限界です。
ヘルメットを厳しく取り締まるより交通ルールの取り締まりを強化した方が良いのではないでしょうか。交通ルールを守られなければいくらヘルメットをつけていても事故が発生することに変わりはないと思います。
私たち高校生の意見も聞かずに勝手に話を進められて、私たちは本当に頭が追いついて行きません。改善して欲しいです。
いただいた「ヘルメット義務化について」につきまして、保健体育課からお答えします。
この度は、ヘルメット義務化についての御意見ありがとうございました。
御指摘のとおり県教育委員会では、道路交通法の改正に伴い県立高等学校及び県立特別支援学校の自転車通学者に対して、ヘルメット着用の義務化を各学校にお願いしたところです。
このことは、高校生の大切な命を守ることを最優先として考えた結果ではありますが、その背景としては
・全国における自転車事故による死者の56%が頭部損傷であること
・ヘルメット非着用時の致死率は着用時に比べ約3倍高いこと
・県内高校生の自転車乗車中の事故件数は、全体の約3割であること
・令和4年度における県内公立高校生の約6割が自転車通学であること
・愛媛県はすでに義務化としており、その背景には高校生の自転車事故による死者が複数発生したことなどが、挙げられます。
また、学校においては、関係法令の遵守を目的とした安全管理や保健体育科の授業などにおける安全教育を組織的に行うことが求められております。
この度の道路交通法の改正に伴う、自転車利用者におけるヘルメット着用の努力義務化については、法令遵守の観点からも自転車乗車時にヘルメットを着用することが重要であると考えております。
●●様のお気持ちは十分お察しいたしますが、命を大切にして今後も豊かな高校生活を送ることが何より大切であると考えておりますので、是非、御理解をお願いいたします。