ページID:2917更新日:2023年4月25日
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山梨の県営電気事業は昭和30年代、早川水系からスタートしましたが、笛吹川水系については、昭和40年代からの笛吹川総合開発事業に伴い始まりました。
事業内容としては、水系の利水経路を再構築するために既設発電所(甲州市塩山以北の笛吹川・琴川・鼓川の各発電所)を取得して、大規模な統廃合を行ないました。
特に笛吹川本流の各発電所については、広瀬ダムを基幹とした新系統の発電所として生まれ変わりました。
当水系の発電所については、昭和63年の下釜口発電所(徳和川)の運転開始により11箇所になりました。
発電所の改修等に伴い出力の増強・効率化を実施し、現在では水系の出力合計は43,000kWとなっています。
平成26年11月 | 琴川第二発電所 | 最大出力を640kWから660kWに増強 |
平成27年8月 | 柚ノ木発電所 | 最大出力を17,800kWから18,100kWに増強 |
平成29年10月 | 天科発電所 | 最大出力を13,300kWから13,600kWに増強 |
令和5年4月 | 下釜口発電所 | 最大出力を1,800kWから960kWにリプレース |
笛吹川水系発電管理事務所は、柚ノ木発電所の構内にあり、当水系11発電所の保守管理および改良・修繕工事に関する業務を行なっています。
なお各発電所の監視制御に関しては、甲斐市にある発電総合制御所で行なっています。
柚ノ木発電所の見学ができます。申し込み方法はこちらをご覧ください。
ただし、新型コロナウィルス感染症の防止のため、見学をお断りする場合があります。
笛吹川沿いの藤木スポーツ広場には、グラウンドとテニスコートがあります。
皆様のご利用をお待ちしております。(詳しくはこちらから)