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ページID:106196更新日:2022年10月27日
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親または養育者が子ども(18歳未満)に対し、身体的・精神的に危害を加えたり、適切な保護や養育を行わないことなどをいい、反復・継続して行われる特徴があります。
虐待の種類|なぜ虐待は起きるか?|早期発見のポイント|児童虐待を発見したらどうしたらよいか?|山梨県子ども虐待防止・対応マニュアル
虐待の種類は、次の4つに分類されます。
時折、しつけだから子どもに厳しくあたっているという話を聞くことがありますが、そもそも「しつけ」とはどのようなものなのでしょうか?
したがって、親または養育者がしつけのつもりで行った行為であっても、子どもの成長に悪影響を及ぼすものであれば、その行為は「しつけ」ではなく「虐待」となります。
体罰等は、法律で禁止されています。
「注意したけど言うことを聞かないので、頬を叩いた」「お尻をたたいた」「宿題をしなかったので、夕ご飯を与えなかった」「いたずらをしたので、長時間正座をさせた」などはすべて体罰です。
また、子どもを怒鳴りつけたり、けなしたり、笑いものにするような言動は、子どもの心を傷つけます。
例えば、「やる気を出させるために、きょうだいを引き合いにしてけなした」「冗談のつもりで、『お前なんか生まれてこなければよかった』」などは、子どもの心を傷つけます。
体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~
なぜ、虐待は起こるのでしょうか?虐待は、子育ての不安や家庭の経済的理由、夫婦関係の問題などが重なりあって起こることが多いようです。虐待を引き起こす要因は次のものが考えられます。
これらの要因を見ても分かるように児童虐待は、保護者だけの問題だけではなく、家族の抱える構造的な問題の現れであると言えます。
虐待は、家庭という密室で行われることが多いために、周りの人が目にすることはあまりありません。また、虐待は色々な形で隠されてしまうことが多くあります。しかし、虐待が起こっていると、何らかのサインを子どもや保護者が発信しています。私たちは、このサインを見逃さないよう注意することが重要となります。
あなたのまわりでこんなことはありませんか?
児童虐待に関係する相談をしたい、あるいは身の周りで「もしかしたら虐待かも」と思われるをケースを発見したら、
こちらのページをご参照ください。
また、緊急性のある場合、児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」へかけると、お住まいの地域の児童相談所につながりますので、ご電話ください。
近年深刻化している児童虐待への対応を強化するため、県では次のとおり防止・対応マニュアルを作成しています。
『子ども虐待防止・対応マニュアル(平成26年11月)』