ページID:101377更新日:2024年4月15日
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大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもを指す「ヤングケアラー」が社会的課題となっています。子どもが家族の世話をすること自体は、とても尊いことです。しかしながら、自らが担う家族の世話により、自分自身の希望や期待を諦めざるを得なかったり、家族の世話の負担がゆえに日常の家庭生活に辛さを覚えるような場合には、子ども自身の持つ能力を最大限発揮できるよう、支援を行っていくことが必要です。こうした「ヤングケアラー」の問題に対応するため、教育や介護、福祉、医療等の関係者の連携を構築し、包括的な仕組みの構築を進めて参ります。