ページID:94508更新日:2020年4月17日
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本日4月16日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、政府が緊急事態宣言の対象地域を拡大いたしました。
今回の対象地域の拡大に伴い、山梨県も新たに対象地域となります。期間は5月6日までであります。
山梨県におきましては、これまでも、緊急事態宣言に準じた対応方針で臨んで参りました。
県民の皆様におかれましては、緊急事態宣言の対象地域となったことを受け、これまで以上に強く気を引き締めていただき、それぞれの生活のなかで「うつらない」「うつさない」ために、「自己防衛と感染拡大抑止のための積極的な行動」をお願い申し上げます。
県は、これまで同様、県民の皆様の生命と生活を守るため、県内市町村と一体となって、医療、経済、生活のあらゆる分野で、漏れのない支援を実行するために、全県で総力を挙げて取り組んで参ります。
県民の皆様におかれましては、かつて経験されたことのない状況に際し、御不便や御負担、御心労をおかけいたしますが、今、ここで感染拡大の流れを止めることこそが、県内経済や各地域での生活に活気を取り戻すための最短の道筋であると信じております。
繰り返し申し上げますが、緊急事態宣言下にあって、県は、次の点を県民の皆様にお約束いたします。
厳しい状況の中にあっても、不安なく生活を支えられるように総力を挙げて取り組んで参ります。
そのためには、県としては今後も、決して国の施策の受け止めるに甘んじることなく、企業や事業者、事業主の皆様の事業展開を山梨の目線と包容力でしっかりと支え、経済活動に奮起を促すため、考えうるあらゆる施策を迅速に実行して参ります。
さらに、山梨県では、事態収束後の反転攻勢を見据え、「回復の先の跳躍」に向けて、スピードとボリュームが両立する経済対策の立案・実行を最優先に取り組んで参ります。
まずは、全県民が一体となって、事態の収束に向けて頑張って参りましょう。
感染症の拡大を抑えるために、今、何よりも必要なことは、個々人の力を一つの目標に結集することだと考えます。
いよいよ、山梨県においても正念場を迎えます。しかし、苦しみの先に必ず光があります。
いずれ必ず明けるでありましょう、この暗い季節に明るい兆しがもたらされた折りには、81万県民の全ての皆様とともに、大きな喜びを分かち合うべく、今しばしの御辛抱を何とぞよろしくお願い申し上げます。
私や、全ての県庁職員は、緊急事態宣言のもとにあっても、希望と豊かさを一刻も早くたぐり寄せるために、決して立ち止まることはありません。
令和2年4月16日