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ページID:35095更新日:2016年2月25日
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南アルプス市の遺跡0006十五所遺跡-方形周溝墓-0010大師東丹保遺跡-網代-0108大師東丹保遺跡-遺跡から発見された地震のツメ跡-0149大師東丹保遺跡-木製品-0200大師東丹保遺跡-出土した種子は何?-0259大師東丹保遺跡-下駄-0287大師東丹保遺跡-扇子の骨組-0357大師東丹保遺跡-洪水に埋もれた中期古墳-0392大師東丹保遺跡-地震痕のある遺跡-0017二本柳遺跡-木棺墓-0122二本柳遺跡-福寿院跡-0164二本柳遺跡出土の擂鉢-0276二本柳遺跡-火きり臼-0023宮沢中村遺跡-昆虫・網代-0051仲田遺跡-田んぼ-0052百々遺跡-八稜鏡-0065百々遺跡-錘-0066百々遺跡-馬の骨-0101百々遺跡-洪水の跡-0136百々遺跡-浄瓶-0172百々遺跡-平安時代の住居跡-0269百々遺跡-黒色土器-0274百々遺跡-古代のウシ・ウマ-0077善応寺遺跡-祭祀の水場-0081油田遺跡-田んぼと木製品-0144油田遺跡-木製竪杵-0231油田遺跡-体験学習用の復元品-0084堤防遺跡No.23-堤防の内部-0409釜無川堤防跡遺跡-0105石橋北屋敷遺跡-道路跡・区画溝-0106村前東A遺跡-パレススタイルの壺-0241村前東A遺跡-手焙形土器-0250村前東A遺跡-住居跡-0286村前東A遺跡-S字甕-0139宮沢中村遺跡-茶碗の焼継ぎ-0163大塚遺跡-約1,700年前の家の跡-0168新居道下遺跡の住居跡-0216長田口遺跡の鏡片-0340向河原遺跡-水田跡と杭列- |
百々遺跡の概要百々遺跡 『百々遺跡6』2005山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第231集 百々遺跡関連トピックス 百々遺跡のウシ・ウマの歯答えは、平安時代のウシの歯です。 現在は人間に身近な家畜として定着していますが、昔はどうだったのでしょうか? 南アルプス市百々地内にある百々遺跡は、平安時代の建物跡約250軒が確認され、平安時代の大集落であることがわかりました。 (写真1百々遺跡2出土のウシの歯) (写真2百々遺跡2出土のウシの歯) (写真3百々遺跡2出土のウマの歯写真左が前歯) ちなみに発掘現場の歯や骨は、上の写真のようにきれいな状態では見つかりませんし、とても壊れやすいんです。 下の写真のように土に埋もれた状態から、やわらかい歯ブラシや竹串を使って少しずつ壊さないようにきれいにする根気のいる作業が必要なんですよ! (写真4百々遺跡2出土確認写真) 百々遺跡では平安時代の大集落とともに、ウシ・ウマの歯や骨が多く見つかったことで注目されました。 百々遺跡1では、1つの土坑(どこう=人が掘った穴)から4体分のウマが頭位を北方向にそろえて、顔を西向きに埋めている全国でも珍しい事例が確認されました。 関連トピックス
人間とともに働き、生活してきたウシやウマですから、もしかしたら人間と同じように大切に埋葬されたのかもしれません。 獣骨出土トピックス |